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マーク・ハミル『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』発言の変化は「ディズニーの指示受けてない」 ― わざわざ明言する事態に

スター・ウォーズ/フォースの覚醒
写真:ゼータ イメージ

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』についてさまざまなコメントを述べてきたルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが、発言の変化についてディズニーやルーカスフィルムの指示を受けていないことを明言した。

本作で描かれたルーク・スカイウォーカー像について、マークは「完全に受け入れてはいない」「僕のルーク・スカイウォーカーじゃない」とすら口にして、その心境を率直に明かしてきた。しかし映画の公開後、マークは「僕が間違っていた」「監督は傑作を作ってくれた」と発言の方向性を変更。この変化を受けて、一部のメディアやファンは「ディズニーの圧力ではないか」「ルークがダークサイドに堕ちてしまった」などと反応、マークに対してコメントを投げかける者まで現れていたのだった。

このたびマーク自身が「ディズニーの指示を受けていない」とまでわざわざ言及するに至ったことは、こうした激しい動きに対して、発言者としてきちんと対応しようという彼の意志の表れだろう。

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』についての議論を、僕は賛否ともに非常に楽しんでいます。誰もがそれぞれの意見を持つ権利があるんです。ただし、ひとつだけきちんと明らかにさせてください。ディズニーやルーカスフィルムが、僕の言うことに不満や指示を述べたことはありません。一度も。 #これで話は終わり

またオンラインでは、マークが『最後のジェダイ』の結末をワールド・プレミアまで聞かされていなかった、マークの発言に怒ったディズニーが結末を伏せることを決めていたのだ、という噂も流れる始末だった。マークはこの噂についても「素晴らしい。すべての言葉が間違っている」と一蹴。参加初日から脚本にすべて書かれていたと明らかにしている

劇場公開から2週間を超えてなお、本作『最後のジェダイ』をめぐる賛否両論はおさまるところを知らない。これこそ世界中の人々に多大なる影響を与えた『スター・ウォーズ』の威力というべきだろうが、いわれのない風評の飛び交う事態だけは、すみやかに沈静化することを望むばかりである。

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国の映画館にて公開中。

Sources: http://comicbook.com/starwars/2017/12/30/mark-hamill-star-wars-the-last-jedi-comments-disney/
http://comicbook.com/starwars/2017/12/30/star-wars-the-last-jedi-rumor-ending-changed-mark-hamill/
写真:ゼータ イメージ

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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