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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』最も難しかったのはスペース・バトル ─ 「コックピット以外何も実在しないので」

©Walt Disney Studios Motion Pictures ©2017 & TM Lucasfilm Ltd. 写真:ゼータ イメージ

新サーガの幕開けとなった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)では、スター・ウォーズの象徴とも言える宇宙空間での戦闘が見られなかった一方で、最新作『最後のジェダイ』では、ダイナミックなスペース・バトルが含まれていることが、公開済みの予告編映像などで示唆されている。

明らかになっているのは、カイロ・レンらファースト・オーダーの新たな戦闘機、タイ・サイレンサーがレジスタンスを襲うシーンだ。タイ・サイレンサーは帝国軍時代のタイ・インターセプターと、ダース・ベイダーの専用機タイ・アドバンスドを継承したモデル。カイロ・レンはこれに乗り込み、母レイアの命を狙う。

重力法則のない宇宙空間で、戦闘機が縦横無尽に飛び交うバトル・シーンは観客にとって見応え満点な一方、制作陣にとってはチャレンジングなものだったという。『最後のジェダイ』ライアン・ジョンソン監督はこうコメントを寄せいている

「正直言って、技術的に最も難しいのは宇宙空間での戦闘です。コックピット以外、何も実在していませんからね。クリーチャー製作のような実物のあるもののほうが、遥かに楽しかったです。」

公開をいよいよ目前に控えた『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では、ファースト・オーダーの新兵器「ドレッドノート」も登場。通常のスター・デストロイヤーの2.5倍のサイズを誇る巨大モデルで、2基の巨大なオート軌道キャノンを搭載。背面には24基の対戦闘機用キャノンを配備し、レジスタンスを迎撃する。対するレジスタンスからはお馴染みのX-ウイングも発進。反乱同盟軍時代のものよりスピードを向上させ、タイ・ファイター相手のドッグ・ファイトにて立ち回りが良くなったほか、対主力戦艦としての火力も備えた。

レイやルーク、カイロ・レンとレイアといったキャラクターらの衝撃的なドラマにも期待がかかる一方、スター・ウォーズならではの大迫力スペース・バトルも見逃せない『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は、2017年12月15日公開。

Source:https://www.cinemablend.com/news/1727250/why-star-wars-the-last-jedis-space-battles-were-so-challenging-according-to-rian-johnson
http://www.starwars.com/databank/first-order-dreadnought
http://www.starwars.com/databank/resistance-x-wing

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。