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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』新キャラ・ポーグは賛否両論?ルーク役マーク・ハミルが舌戦に参加、監督もコメント

スター・ウォーズ 最後のジェダイ ポーグ

映画スター・ウォーズ/最後のジェダイの新予告編で、新クリーチャー・ポーグが本編での動く姿をついにお披露目した。以前Instagramにて公開されたショートアニメで鳴き声は明らかになっていたものの、やはりそのキュートさは一目瞭然だ。

ライアン・ジョンソン監督によれば、ポーグはルークの隠居する惑星アク=トゥーのロケ地(スケリッグ・マイケル島)に実在するツノメドリから着想したものだという。相棒を失ったチューバッカの隣をきっちり陣取るこのキャラクターは、イウォークやBB-8などが代々務めてきた“かわいい枠”の最前線を猛烈な勢いで突き進んでいる。もちろんディズニー/ルーカスフィルムは、クリスマスに向けてのグッズ展開に余念がない。

ところが『スター・ウォーズ』ファンの間では、(まだ予告編の数秒間しか登場していないにもかかわらず)早くも「ポーグ大好き派」「ポーグ認めないよ派」に分裂する事態が起きているようなのだ。

かつてはイウォークが、プリクエル3部作のジャー・ジャー・ビンクスが、そしてBB-8ですらも直面してきた試練だが、なんと今回はルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルと『スター・トレック』カーク船長役のウィリアム・シャトナーが“舌戦”を繰り広げる展開にもなっている。本記事ではその大まかな動きと、ライアン・ジョンソン監督のコメントをご紹介しよう。

ポーグ、早くも賛否両論に

まずはここで、「ポーグ大好き派」と「ポーグ認めないよ派」がどんな反応を示したのかを確認してみよう。

ポーグ大好き派のみなさん

「ありがとう、これこそ私が求めていたもの。彼らは友だちで、食べたりなんかしないし、仲間だから冒険もする。そうだよね?」

「おかしくなっちゃう前は、ポーグが喋るまで待つつもりだったんです。でも……。」

「もし1匹でもポーグが死ぬようなことがあったら、『スター・ウォーズ』シリーズを消滅させてやる。」

ポーグ認めないよ派のみなさん

「ハン・ソロの後任者にはガッカリだ。」

「うん、わかった。ポーグはマジでアホ。」

「かわいいジェダイのダイアウルフ>ポーグ」

ルーク対カーク、なぜか舌戦に

こうしたポーグをめぐる賛否両論の中、なぜかスレスレのジョークを投入してきたのが、『スター・トレック』シリーズでカーク船長を演じてきたウィリアム・シャトナーだったのである。ポスターのキャラクターをすべてポーグに差し替えたファンメイド・ポスターを添えて……。

「『スター・ウォーズ』は本格的に落ち目(jumped the shark)だと思うね。マーク・ハミルはこの映画に出てはいけなかったんじゃ?」

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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