『The Last of Us』ドラマ版、マーリーン役決定 ─ マール・ダンドリッジがゲーム版から続投へ

ペドロ・パスカル&ベラ・ラムジー共演、サバイバルアクションゲーム『The Last of Us』のドラマシリーズ化企画に、マール・ダンドリッジがマーリーン役を、ゲーム版から続投することがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
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ゲーム『The Last Of Us』は、人間を凶暴化させる寄生菌の感染爆発によって荒廃した米国を舞台に、娘を失った主人公ジョエル(ペドロ・パスカル)と、寄生菌の抗体を持つ少女エリー(ベラ・ラムジー)、ふたりの危険な旅路を描いた作品。ドラマシリーズのストーリーはゲームに基づくものとなり、シーズン1では1作目に基づいた内容が描かれるという。ジョエルの弟、トミーはガブリエル・ルナが演じる。
マール・ダンドリッジふんするマーリーンは、軍への抵抗勢力組織「ファイアフライ」のリーダー。エリーをアジトまで運ぶ予定だったが、激しい銃撃戦により負傷したため、ジョエルにエリーをそこまで代わりに運ぶよう依頼するという役どころだ。1作目の物語終盤では、さらに重要な人物として登場している。
パイロット版監督には、カンテミール・バラゴフが就任。『Beanpole(英題)』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門の監督賞に輝いた逸材だ。そのほか監督としては、アリ・アッバシ&ヤスミラ・ジュバニッチが起用されている。アッバシは『ボーダー 二つの世界』(2018)で、ジュバニッチは『サラエボの花』(2006)や、『アイダよ、何処へ?』(2021年9月17日公開)などで知られており、いま世界中から最も注目される鬼才監督と言っても過言ではないふたりだ。
脚本・製作総指揮は「チェルノブイリ」(2019-)のクレイグ・メイジンのほか、ニール・ドラックマンが担当。製作総指揮としてほか、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)「チェルノブイリ」のキャロリン・ストラウス、Naughty Dogのエヴァン・ウェルズ、PlayStation Productionsのアサド・キジルバッシュ&カーター・スワンも名を連ねている。なお撮影は、2021年7月5日に開始され、2022年6月8日に終了する見込み。
Queen Firefly returns. Honored, @Naughty_Dog @HBO https://t.co/vb84IaR21b
— Merle Dandridge (@MerleDandridge) May 27, 2021
ドラマ「The Last of Us(原題)」は、HBO局にて米放送され、HBO Maxでも米配信予定。
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Source:The Hollywood Reporter