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『The Last of Us』ドラマ版、約1年の長期撮影を敢行 ─ 2021年7月、カナダで撮影開始

The Last of Us Part II(使用可)
©Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Naughty Dog, LLC.

人気サバイバル・アクションゲーム『The Last of Us』のドラマシリーズが、約1年という長期にわたり撮影されることがわかった。カナダ映画監督協会が発表した。

CBC局の報道によると、ドラマ版「The Last of Us(原題)」の撮影は2021年7月5日に開始され、2022年6月8日に終了する予定。カナダ・アルバータ州の都市・カルガリーにて撮影はスタートし、現地で数ヶ月間の撮影が実施されるとの情報もある。アルバータ州知事のジェイソン・キニー氏は、Facebookを通じて「映画・テレビの撮影としてカナダ史上最大になる」と予告した。

ドラマ版を製作するのは、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)「ウォッチメン」(2019)「チェルノブイリ」(2019)など数々の話題作を送り出してきたHBO。約1年という撮影期間からは、本作を「ゲーム・オブ・スローンズ」に並ぶ超大作シリーズにという意気込みも感じられるところだ。

ゲーム『The Last Of Us』は、人間を凶暴化させる寄生菌の感染爆発によって荒廃した米国を舞台に、娘を失った主人公ジョエルと、寄生菌の抗体を持つ少女エリーの危険な旅路を描いた作品。ドラマ版ではジョエル役を「マンダロリアン」(2019-)『ワンダーウーマン 1984』(2020)のペドロ・パスカル、エリー役を「ゲーム・オブ・スローンズ」リアナ・モーモント役のベラ・ラムジーが演じる。

パイロット版の監督を務めるのは、『Beanpole(英題)』(2019)でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門の監督賞に輝いたカンテミール・バラゴフ。脚本・製作総指揮は「チェルノブイリ」クレイグ・メイジン、ゲーム版の製作者ニール・ドラックマンが担当し、そのほか製作総指揮には「ゲーム・オブ・スローンズ」「チェルノブイリ」のキャロリン・ストラウスらが名を連ねている。

Source: CBC

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。