『The Last of Us』ドラマ版、いよいよ撮影開始 ─ ペドロ・パスカル&ガブリエル・ルナら登場

同名の人気サバイバル・アクションゲームをドラマ化する、「The Last of Us(原題)」の撮影がいよいよ本格始動を迎える。出演者のガブリエル・ルナが、自身のInstagramにて共演者との写真を投稿した。
既報によると、本作の撮影は2021年7月5日に開始され、2022年6月8日に終了予定。撮影開始が数日繰り上がった可能性も、現時点では撮影でなくリハーサルが行われている可能性もある。撮影が実施されるカナダ・アルバータ州のジェイソン・キニー知事は、「映画・テレビの撮影としてカナダ史上最大」と予告していた。
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ゲーム『The Last Of Us』は、人間を凶暴化させる寄生菌の感染爆発によって荒廃した米国を舞台に、娘を失った主人公ジョエルと、寄生菌の抗体を持つ少女エリーの旅路を描くストーリー。続編もリリースされているが、ドラマ版は原作ゲームの1作目に基づくという。
公開された写真には、主人公ジョエル役を演じる「マンダロリアン」(2019-)『ワンダーウーマン 1984』(2020)のペドロ・パスカル、ジョエルの弟・トミー役を演じる『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)のガブリエル・ルナ、ジョエルの娘・サラ役の『ダンボ』(2019)ニコ・パーカーらが登場。投稿のハッシュタグには、タイトルの「#thelastofus」のほか、一家の名字をもじった「ミラー・タイム(#MillerTime)」も確認できる。
そのほか出演者には、ジョエルとともに主人公となる少女エリー役を「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のベラ・ラムジーが演じるほか、軍に抵抗する組織「ファイアフライ」のリーダー・マーリーン役に、マール・ダンドリッジがゲーム版から続投する。
脚本・製作総指揮は「チェルノブイリ」(2019-)のクレイグ・メイジンと、原作ゲームのクリエイターであるニール・ドラックマン。パイロット版監督はカンテミール・バラゴフが務め、エピソード監督には『ボーダー 二つの世界』(2018)のアリ・アッバシ、『サラエボの花』(2006)のヤスミラ・ジュバニッチが起用されている。
ドラマ「The Last of Us(原題)」は、HBO&HBO Maxにて米国放送・配信予定。具体的な放送開始日はアナウンスされていない。
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