山下智久出演『The Man From Toronto』Netflix配信に、劇場公開見送り ─ ウディ・ハレルソン&ケヴィン・ハート主演

ウディ・ハレルソン&ケヴィン・ハート主演、日本から山下智久が出演することでも話題の『The Man From Toronto (原題)』が、劇場公開からNetflixの独占配信に方針を切り替えたことがわかった。米Varietyなどが報じている。
本作はウディ演じる暗殺者、通称「トロントの男」と、ケヴィン演じる“ニューヨーク最大のしくじり男”テディがAirbnbで出会い、人違いからチームを組むことになり、世界の危機に対峙する物語。もともとはソニー・ピクチャーズが配給権を保持しており、公開延期を経て2022年8月12日に米国公開予定だったが、このたびNetflixが配給権を購入した。
報道によると、Netflixは本作の世界配給権を獲得済み(中国を除く)で、2022年内に配信を開始する予定。これは2021年4月にソニーとNetflixが締結したファーストルック契約に基づくもので、配信後のソフト展開やテレビ放送に関する権利はソニーが引き続き保有するという。近作では、Netflixの配信後に日本国内でもソフトがリリースされた『ミッチェル家とマシンの反乱』(2021)と同じパターンと推測される。
監督は『ヒットマンズ・ボディガード』シリーズのパトリック・ヒューズ。製作・原案は『イコライザー』シリーズのジェイソン・ブルメンタル、脚本は『スマイル・アゲイン』(2012)のロビー・フォックスと『バットボーイズ フォー・ライフ』(2020)のクリス・ブレムナーが務めた。共演者は「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」(2007-)のケイリー・クオコ、『オーシャンズ13』(2007)のエレン・バーキン、「オルタード・カーボン」(2018-2020)のリーラ・ローレンら。山下の役柄は不明だが、SNSには日本刀を携えて立つ姿なども確認できる。
映画『The Man From Toronto(原題)』は2022年内にNetflixにて独占配信予定。