新『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』実写映画、R指定で製作決定

『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』の全く新しい実写映画が、R指定で製作されることがわかった。米CinemaConでのパラマウントの発表をDeadlineが伝えている。
コミックの『Teenage Mutant Ninja Turtles: The Last Ronin』に基づく内容になるという。このコミックは、未来のニューヨークを舞台に、たった一人生き残ったタートルズが、家族のための正義を求めて絶望的な任務に乗り出す物語を描くもの。

近年ではマイケル・ベイ製作による実写映画『ミュータント・タートルズ』(2014)『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』(2016)や、続編が2026年に公開される予定が発表されたばかりのアニメ映画『ミュータント・タートルズ: ミュータント・パニック!』があるが、本作はこれらとは全く趣の異なる、大人向けのスリラー作品となりそうだ。伝えられている製作陣がホラー作品の面々なのである。
脚本家には、『チャイルド・プレイ』(2019)や『Boy Kills World(原題)』(2024)といったスリラー、ホラー、バイオレンス物語を得意とする気鋭タイラー・バートン・スミスが就任している。かつてワーナー・ブラザースで『死霊館』『IT/イット』シリーズなどを手がけ、現在はパラマウント・ピクチャーズのホラー映画を担当するウォルター・ハマダがプロデュースする。
アニメ映画『ミュータント・タートルズ: ミュータント・パニック!』では若者世代にも訴求したが、この最新作で新境地開拓となるか。続報を待とう。
Source:Deadline