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ガイ・リッチー監督新作、マシュー・マコノヒー&ケイト・ベッキンセールら出演 ― 『ロック・ストック~』『スナッチ』路線復活へ

マシュー・マコノヒー ケイト・ベッキンセール
[左]Photo by Avda / www.avda-foto.de [右]Photo by Gerald Geronimo https://www.flickr.com/photos/g155/5976742243/ Remixed by THE RIVER

『シャーロック・ホームズ』シリーズや『コードネーム U.N.C.L.E.』(2015)のガイ・リッチー監督による新作映画『Toff Guys(原題)』に、『インターステラー』(2014)のマシュー・マコノヒー、『アンダーワールド』シリーズのケイト・ベッキンセールが出演することが明らかになった。米Varietyなど複数のメディアが報じている。

マシュー・マコノヒー ケイト・ベッキンセール
[左]Photo by Avda / www.avda-foto.de [右]Photo by Gerald Geronimo https://www.flickr.com/photos/g155/5976742243/ Remixed by THE RIVER

『Toff Guys』は、ヨーロッパの古くから続く大富豪の家系”オールド・マネー”と、新参者で溢れた近代のマリファナ業界の衝突を描いた作品。イギリスの麻薬王が自身の収益性の高い帝国を、オクラハマにある億万長者の名家に売ろうと模索する物語になるという。
また本作は、リッチーを一躍人気監督たらしめた初期作品『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998)や『スナッチ』(2000)に近い作風となる模様。登場人物が入り乱れるスリリングなストーリーテリングとアクションが楽しめる、リッチー監督らしいイギリス発のギャング・ストーリーになりそうだ。

なお『Toff Guys』には、マコノヒー&ベッキンセールのほか、米国で大ヒットを記録した映画『クレイジー・リッチ!』(2018)のヘンリー・ゴールディングも出演。3人の役どころは不明だが、ともに主要な役柄を演じるという。脚本はリッチー監督のほか、『シャーロック・ホームズ』(2009)に出演経験のあるマーン・ダビエス、『コードネーム U.N.C.L.E.』などでリッチーのアシスタントを務めたイヴァン・アトキンソンが執筆した。

リッチー監督の次回作はディズニーの名作アニメを実写化した『アラジン(邦題未定、原題:Aladdin)』。『パワーレンジャー』(2017)のナオミ・スコットがジャスミン役、『メン・イン・ブラック』シリーズのウィル・スミスがランプの魔人ジーニー役で出演する。米国時間2018年10月11日に初の米国版予告編が登場するとも噂されており、こちらも見逃せない。

ちなみにロバート・ダウニー・Jr.がシャーロック・ホームズ役、ジュード・ロウがジョン・ワトソン役を演じる『シャーロック・ホームズ』シリーズは、第3作の制作が水面下で進行中。リッチー監督の再登板については明らかになっていないものの、前2作に続き監督を務める可能性は高いだろう。

映画『Toff Guys(原題)』は2018年秋よりイギリスで撮影予定。劇場公開日は2018年10月時点で未定だ。

Sources: Variety, Deadline, ScreenRant
Eyecatch Image: [左]Photo by Avda / www.avda-foto.de [右]Photo by Gerald Geronimo Remixed by THE RIVER

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Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。