トム・クルーズは20年経つ今でもダコタ・ファニングに毎年誕生日プレゼントを贈っている ─ 「初めての携帯電話もトムからのプレゼントだった」

映画製作へのたゆまぬ情熱や決死のスタント、撮影秘話や共演者とのエピソードなど、トム・クルーズの偉人、超人ぶりを語る逸話は枚挙にいとまがない。ダコタ・ファニングはなんと、『宇宙戦争』(2005)で共演して以来およそ20年、トムから毎年誕生日プレゼントをもらっているそう。Harper’s BAZAARのインタビューにて明かしている。
実妹のエルとともに、幼少期にキャリアをスタートしたダコタ。『アイ・アム・サム』(2001)ではショーン・ペン、『マイ・ボディガード』(2004)ではデンゼル・ワシントンと名優の脇で天才子役としての存在感を発揮し、『宇宙戦争』ではトムの娘役を演じ、以降も堅調なステップアップを重ねている。
ダコタはこの度、Netflixで配信中の「リプリー」で共演しているアンドリュー・スコットとともにクイズ企画「All About Me」に登場。スコットは「ダコタに初めての携帯電話をあげたのは誰でしょう?」と出題され、「ハリウッドのアイコン、トム・クルーズじゃないかな」と回答し、見事正解。ダコタはモトローラ社のレイザーという機種をトムからプレゼントされて大興奮したようだが、「11歳だったから、誰からも電話もメールも来なかったんですけどね」と笑いながら「持っているだけで嬉しかったし、すごくイケてると感じていました」と当時の喜びを思い返している。更に、トムからの心遣いはそれ一回では終わっていない様子。
「トムは毎年、誕生日プレゼントを贈ってくれるんです。最初にもらった誕生日からずっとね。私も30歳になりました。彼はとても思いやりのある方なんです。」
これにはスコットも「何て素晴らしいんだ」と感嘆しつつ、「僕はまだ何ももらったことないけど」とトムにアピールしている。
ハリウッドを代表するスーパースター、トムは『ミッション:インポッシブル』シリーズ第8作や、宇宙で撮影するというダグ・リーマン監督とのタッグ作やアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督との新作映画、そして『トップガン』シリーズ第3作など、常に複数のプロジェクトを並行して抱えている状態。共演者や製作陣からこれからもコンスタントに驚きのエピソードが明かされることだろう。
Source:Harper’s BAZAAR