元blink-182トム・デロングが映画監督デビュー、超常現象描く青春SFに

人気パンクバンドblink-182(ブリンク 182)の元フロントマンでギタリストのトム・デロングが、映画監督デビューを果たすことがわかった。米Deadlineが伝えている。
blink-182といえば1990年代〜2000年代に活躍し、パンクロック界に絶大な影響を与えた伝説的バンドだ。中でもトムはバンドマンの間でも支持の高いアパレルブランドAtticusやシューズブランドのMacbethを立ち上げたり、サイドプロジェクトとしてボックスカー・レイサー(Box Car Racer)を立ち上げるなど活動的。2015年にはblink-182を脱退している。
トムの監督デビュー作は『Monster of California(原題)』という名の青春SF映画。ティーンエイジャーのダラス・エドワーズとその友人たちが、南カリフォルニアで起こる超常現象を追う冒険を描く。
トムといえば宇宙関連の話題、たとえば地球外生命体やUFOへの関心が強いことで知られており、これまでにUFO関連の著書を出版したり、ロズウェル事件の暴露プロジェクトを進めたりもしている。彼のバンドのエンジェルズ&エアウェーヴス(Angels & Airwaves)では、宇宙関連の楽曲を歌っている。監督作でも、トムの知見や情熱がぞんぶんに活かされそうだ。
製作はすでに進行中で、トムは脚本執筆にも携わるほか、映画のために楽曲も書き下ろすという。
ちなみに、blink-182と同時代に活躍したバンドメンバーが手掛けた映画といえば、リンプ・ビズキット(Limp Bizkit)フロントマンのフレッド・ダーストが監督した『ファナティック ハリウッドの狂愛者』が記憶に新しい。
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Source:Deadline