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『トムとジェリー』映画版、米予告 ─ 実写&アニメの融合作、クロエ・グレース・モレッツ主演

トムとジェリー
https://youtu.be/kP9TfCWaQT4

米ワーナー・ブラザース製作、実写とアニメが融合する映画版『TOM & JERRY(原題)』の米国版予告編が公開された。

『トムとジェリー』といえば、おなじみの猫トムとネズミのジェリーが“仲良くケンカ”する様を描いたドタバタコメディ。1940年の初放送から2020年でちょうど80年が経過し、長寿作品として世界中で愛され続けてきた。

本作の舞台はニューヨーク。トムとジェリーは世紀に一度の結婚式の前夜、その会場となる高級ホテルに越してきた。失敗できない重要イベントを前に、ホテル側は「ねずみ(=ジェリー)問題」を抱えていた。そこでジェリーの駆除を任された新人従業員ケイラ(クロエ・グレース・モレッツ)は、クビを恐れて野良猫のトムをホテルに放つことにする。しかし、ねずみ問題の裏では、ホテルの副支配人テランス(マイケル・ペーニャ)が悪だくみを企ていて…。

予告編は、ブルーノ・マーズやLizzo(リゾ)による楽曲と共に楽しくスタート。喧嘩っ早いトムとジェリーは仲直りをしたのか、道端でハグしようと互いに歩み寄る。その直後、猛スピードのトラックにトムが轢かれてしまうなど、冒頭からドタバタ感全開だ。

映像では、ホテルに仕えることになったトムをジェリーが馬鹿にしたり、それに怒ったトムがジェリーを捕まえようとするも上手くいかなかったり、いつもの日常が描かれている。アニメの世界からそのまま飛び出してきた印象を与えるトムとジェリーは、実世界でも大暴れ。スケートボードやドローンなどを駆使してニューヨークの街中を駆け回る。映像の最後には壮大な音楽とともにバットマンを彷彿とさせるトムが映し出されるなど、ユーモアあるパロディにも注目だ。

トム&ジェリーの共演者としては、『キック・アス』シリーズや『サスペリア』(2018)などのクロエ・グレース・モレッツ、『アントマン』シリーズのマイケル・ペーニャ、『デッドプール2』(2018)ロブ・ディレイニー、『ハングオーバー!』シリーズのケン・チョン、「サタデー・ナイト・ライブ」(1975-)コリン・ジョストらが出演する。監督は、『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』(2005)『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(2007)ほかコメディ系のフィルモグラフィを持つティム・ストーリーが務めた。米国公開は、2021年予定とのことだ。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。