トム・クルーズ、『トップガン マーヴェリック』現場で共演者を「100万ドルの笑顔」で出迎える

1986年の伝説的な大ヒット作『トップガン』から、実に36年ぶりに公開された続編『トップガン マーヴェリック』。本作で、海軍航空部隊の司令官であるボー・“サイクロン”・シンプソン副提督を演じたジョン・ハムが、マーヴェリック役で主演するトム・クルーズとの初対面エピソードを披露している。
米The Hollywood Reporterのインタビューに応じたハム。「この映画のメイキングを数十年後に振り返った時、真っ先に思い出しそうな日はあるでしょうか?」と質問されて、こう答えている。
「それは初日ですね。(答えは)簡単です。格納庫内にある撮影セットへ歩いて行き、F/A-18スーパーホーネット2機が駐機していて、2.5階分はあるアメリカ国旗が飾られていました。そこには、みんなが衣装を身に着けてフル装備でいたんですが、最初、セットへ行くのに少し迷ってしまったんです。ようやく現場へ着くと、誰かが“彼が来たぞ!”と言って、そして拍手が聞こえました。
僕が“誰だろう?見えないな”とつぶやいていたら、それは100万ドルの笑みを浮かべたトム・クルーズだったんです。それから彼は、僕に思いきりハグをして、“ショーへようこそ”と。僕は“ありがとう”と答えたんですが、かなりいい気分でした(笑)」
フレンドリーかつ寛大な性格で知られるクルーズは、その白い歯を見せながら大きく笑う姿がトレードマークになっているが、このスタイルでハムも迎え入れられたようだ。またハムは、クルーズの笑顔と熱意は信じられないほど伝染力を持っていて、それが現場全体を活気づけていたとも付け加えている。
クルーズが見せる“100万ドルの笑顔と熱意”はキャストとスタッフを一丸にした模様で、そのチームワークが続編の高い評価と大ヒットへ繋がったのかもしれない。それでは、来日時にトムが見せた「100万ドルの笑顔」の写真を、いくつか掲載しておこう。
『トップガン マーヴェリック』は公開中。
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Source:The Hollywood Reporter