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マーゴット・ロビーの完コピスケート、本物と比較してみた ─ 『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』

アイ、トーニャ
© 2017 AI Film Entertainment LLC. All Rights Reserved.

実在するフィギュア・スケーター、トーニャ・ハーディングのスキャンダルにまみれた半生を『スーサイド・スクワッド』(2016)のマーゴット・ロビー主演で描く映画『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』は、トーニャのスケート演技を完コピしたマーゴットの姿も注目を集めている作品だ。では、マーゴットはどれほどのシンクロ率を見せているのか?ここで、トーニャの実際の競技と、マーゴットの演技を比較してみよう。

映像で映し出されるのは、1991年の全米フィギュアスケート選手権および1994年のリレハンメルオリンピックでの姿。バックヤードでのシーンからリンク上でのパフォーマンス、そして、「靴紐ハブニング」までの一部始終が捉えられている。マーゴットは衣装や髪型はもちろんのこと、表情、フォーム、目線、決めポーズを完璧に再現しており、どちらが実際の映像が分からなくなるほどだ。

マーゴット・ロビーは、撮影に入る4カ月前から週5回、1日4時間スケートの猛特訓を行い、クリスマス・イブも、大晦日も、さらに自身の結婚式の前日もアイススケートのリンクに立っていたというほど役作りに没頭していた。その一方で、トーニャ・ハーディングが15歳のときに作られたドキュメンタリーを始め、YouTubeで見つけたすべての映像を徹底リサーチ。オーストラリア出身の彼女をスケート以上に苦しめたのが、トーニャ・ハーディングのアメリカ北西部なまりの英語と、特徴のある笑い方だったそう。しかし徹底したトレーニングと集中力、そして見事な演技力で、マーゴットは波乱万丈の人生を生きるトーニャ・ハーディングになりきった。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

アイ、トーニャ
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映画『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』とは

『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』の映画化プロジェクトは、アメリカ人女性初のトリプルアクセル成功者で2度のオリンピック代表に選ばれたトーニャ・ハーディングをフィーチャーした1本のドキュメンタリー番組から始まった。彼女の生いたちから、大きな影響を与えた母親をはじめとする特集な人間関係、そして、衝撃事件から前代未聞の靴紐問題まで追求し、彼女の波乱万丈な半生を描いた物語だ。

主演に加え、脚本に惚れ込み本作のプロデューサーにも名を連ねたマーゴット・ロビーは、トーニャ・ハーディングのスケーティングのみならず、振る舞いを完全にコピーし、悪名高き伝説のフィギュアスケーターの真実を的確に伝えているとの評価を獲得している。また、トーニャの母・ラヴォナを演じたアリソン・ジャネイは、7度のエミー賞受賞歴を持ち、先日発表された第90回アカデミー賞、第75回ゴールデングローブ賞でも本作で助演女優賞を受賞した実力派。「あの娘は、どうせダメだって言わないと力を発揮しないんだ」と身勝手すぎる理念のもと、言葉と肉体の暴力で娘をねじ伏せる鬼母を強烈な存在感をもって怪演している。ほか、トーニャの元夫・ジェフ・ギルーリーには、『キャプテン・アメリカ』シリーズのバッキー役でお馴染みのセバスチャン・スタンが抜擢。愛する者を暴力で支配する男の複雑な感情を見事なまでに表現する。

映画『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』は、2018年5月4日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテ他、全国ロードショー。

『アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル』公式サイト:http://tonya-movie.jp/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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