Menu
(0)

Search

『スワンプシング』ドラマ化決定、『ソウ』『死霊館』ジェームズ・ワン製作 ― 新映像配信サービス「DCユニバース」にて

DCコミックス
The DC logo is a trademark of DC Comics.

ワーナー・ブラザース/DCコミックスは、人気コミック『スワンプシング』のドラマシリーズ化を決定、新映像配信サービス「DCユニバース(DC Universe)」にて独占配信することを発表した。両社が映像配信サービスの正式名称を告知するのは今回が初めてで、米公式サイトには作品ラインナップとロゴデザインが公開されている。

コミックファンから熱い支持を受けつづけるアンチヒーロー、スワンプシングは1971年にレン・ウェイン&ベルニ・ライトソンによって創作されたキャラクター。『ウォッチメン』や『Vフォー・ヴェンデッタ』で知られるアラン・ムーアが原作を手がけた、邦訳版コミックが刊行されている(小学館集英社プロダクション刊)。


このたび製作されるドラマ版は、米疾病予防管理センターの女性研究者アビー・アルケインが、沼地に発生する危険なウイルスを調査するため故郷に戻るところから始まる。彼女は科学者のアレック・ホランドと絆を結んでいくが、ある時、二人には悲劇的な別れが訪れるのだった。沼地を自らの目的のために活用しようとする集団が現れる中、アビーはそこに秘められた謎に迫っていく……。

ドラマ版『スワンプシング』の製作を務めるのは、DC映画『アクアマン(原題:Aquaman)』の公開が控える映画監督ジェームズ・ワン。『ソウ』『死霊館』シリーズを手がけてきたホラー/スリラー映画の鬼才が、ヒーロー映画の経験を経て、カルトホラーとも称されるコミックに挑む。
脚本はドラマ『Marvel デアデビル』(2015-)や『死霊のはらわた リターンズ』(2015-)を執筆したマーク・ヴァーヘイデンと、映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)のゲイリー・ドーベルマンが担当。二人は製作統括(ショーランナー)を兼任する。米The Hollywood Reporter誌など複数のメディアによれば、現在は脚本執筆中とのこと。2019年の配信を目指して製作が進められているという。

本作の発表にあたって、ジェームズ・ワンは自身のTwitterにて意気込みを記している。

「ここのところ、この“ベジタリアン・ヒーロー”の製作を進めています。最高のチームで、やっと発表できて嬉しいです。ムードのあるミステリー、ゴシック・ロマンス、そしてスワンプ(沼地)・モンスターにご期待ください!」

なお、コミック『スワンプシング』はこれまでに幾度となく映像化されている。1982年にはウェス・クレイヴン監督によって、映画『怪人スワンプ・シング/影のヒーロー』が、1989年にはその続編が製作された。また1990~1993年には米国でテレビドラマも放送されている。実写作品にスワンプシングが登場するのは同作以来だ。

ワーナー/DCによる新映像配信サービス「DCユニバース」には、『スワンプシング』のほか、2018年内にドラマ『タイタンズ(原題:Titans)』やアニメ『ヤング・ジャスティス/アウトサイダーズ(原題:Young Justice: Outsiders)』が登場予定。さらに、マーゴット・ロビーが声優として起用されるともいわれているアニメ『ハーレイ・クイン(原題:Harley Quinn)』や、スーパーマンの登場以前を描くドラマメトロポリス(原題:Metropolice)』も待機中だ。

2018年5月3日現在、この「DCユニバース」の日本版がのちに開始されるのか、あるいは別の形で作品だけが日本のプラットフォームにも入ってくるのかは不明。注目度の高い作品が並んでいるだけに、なるべく早く日本でも観られるようになることを祈りたい…!

Sources: DC, James Wan, THR, Variety, Deadline
The DC logo is a trademark of DC Comics.

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly