『トップガン マーヴェリック』続編、グレン・パウエルは予定を確保済み ─「必ず、そのうち進行します」

トム・クルーズ主演、大ヒットスカイアクション映画『トップガン マーヴェリック』(2022)の続編企画は、ゆっくりながらも歩みは途絶えていないようだ。若きパイロット、ハングマン役を演じたグレン・パウエルが現段階で把握している進捗を明かしている。
アクション・アドベンチャー大作『ツイスターズ』の日本公開を控えるパウエル。英ロンドンでのプレミア上映には、同地で『ミッション:インポッシブル8(原題)』を製作しているトムが駆けつけ、嬉しい再会を果たした。米ポッドキャスト番組Happy Sad Confusedに『ツイスターズ』の共演者デイジー・エドガー=ジョーンズと出演時、エドガー=ジョーンズの出演したドラマ「ふつうの人々」の続編と『トップガン マーヴェリック』続編はどちらが早そうかと質問されたパウエルは「(『トップガン マーヴェリック』続編の)日取りはあるんですよ」と答えた。
同じく『ツイスターズ』のプロモーション活動で出演したトーク番組TODAYでも「ところで『トップガン』の3作目はどうなっているんですか?」と番組ホストから訊かれたパウエルは、ここでも前向きに返している。「トムと私は『ツイスターズ』のプレミアではその話はできなかったんですけど、必ずそのうち進行しますよ」。

『トップガン』第3作は2024年1月に製作決定が報じられ、トムが主人公マーヴェリック役として続投するほか、パウエルとルースター役マイルズ・テラーの出演も見込まれているとアナウンスされていた。『マーヴェリック』にてメガホンを取ったジョセフ・コシンスキー監督も続投の意思があると認めている。プロデューサーを務めたジェリー・ブラッカイマーは、2024年6月時点で「まだ目標にたどり着いておらず、時間がかかりそうだ」と明かしていた。
ハングマン役を好演した後、快進撃が目覚ましいパウエル。ロマコメ映画『恋するプリテンダー』(2023)がスマッシュヒットを記録し、Netflix映画『ヒットマン』もアメリカで好評配信中のほか、『バトルランナー』(1987)のリメイク映画やアンソニー・マッキー&ローラ・ダーンと共演する医療裁判映画『Monsanto(原題)』を控えている。『バックドラフト』(1991)リメイク企画の可能性もある上に、プライベートでは大学の学位取得に向けた勉強に励んでおり、ハリウッドで最も多忙な俳優の1人となっている。
『トップガン』第3作製作については主演のトムのスケジュールを押さえることが先決と見込まれていたが、パウエルのスケジュール確保も同じくらいハードな作業となっていくだろう。もっともパウエルの言葉からは、誰もが続編製作を前向きに捉えていること、そしてパウエル自身も手綱を握っていることが感じられる。
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Source:Happy Sad Confused,TODAY,Indiewire