『トップガン3』製作開始はしばらく先?「また36年かかるかもしれない」と『マーヴェリック』監督

映画『トップガン マーヴェリック』(2022)を大成功に導いたジョセフ・コシンスキー監督が、続編『トップガン3(原題)』について言及した。製作開始は、当分先のことになるかもしれない。
2024年1月中旬、『トップガン3』が製作されると報じられた。主演のトム・クルーズや次世代パイロット役を演じたマイルズ・テラー&グレン・パウエルが出演し、コシンスキー監督も続投する見込みだという。
コシンスキー監督は、報道後に出演した米ポッドキャスト番組で企画への関与を問われると、「関わっていません」と回答。開発段階ですらないことを明かしている。一方で、ふとした時に続編の物語について思いを馳せることがあるという。
「私も、“もしもう1作あるとしたら、それはどんな物語になるのか。どうしたらマーヴェリックをまたエモーショナルに登場させられるのか。そのための挑戦とは何なのか”と考えずにはいられません。すでにあれ(『マーヴェリック』)を描いたのに、それを超えるチャレンジがあると考えることはできるのか、と。こういうことは当然考えます。」
「『マーヴェリック』を作るのに36年かかったのですから、次もまた36年かかるかもしれないですよ」。コシンスキー監督がこう語るように、製作開始までの道のりは長い。トムも監督も多忙を極めており、スケジュールを合わせることすら困難な状況だ。「私はF1の映画を控えていますし、他にもやることがある。トムにだって、次の『ミッション:インポッシブル』を撮影していますし、宇宙にだって行くかもしれない。私たちには、非常に野心的なものが待っているんです」。
企画始動に対して慎重なコシンスキー監督に対し、第3作への続投が伝えられたハングマン役のグレン・パウエルは前向きな姿勢。報道後、「近いうちに何か面白いことが発表される」「ジェット機が僕のことを待っているのは確かです」と語っていた。
いずれにせよ、『トップガン マーヴェリック』が大成功を収めただけに第3作のハードルは高くなることは確か。果たして、マーヴェリックはどんな姿で登場するだろうか。
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Source: Happy Sad Confused