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『DEATH STRANDING』小島秀夫監督、ニコラス・ウィンディング・レフンの新作ドラマに出演 ─ 米予告編に登場、マイルズ・テラー主演

https://twitter.com/TOTDYTV/status/1113516521735618560 スクリーンショット

新作ゲーム『DEATH STRANDING』の開発が進行中のゲームクリエイター・小島秀夫監督が、盟友ニコラス・ウィンディング・レフン監督による新作ドラマシリーズ「Too Old to Die Young(原題)」に出演している。このたび公開された同作の米国版予告編には、きちんと小島監督の姿も映し出されているのだ。

『ドライヴ』(2011)や『オンリー・ゴッド』(2013)、『ネオン・デーモン』(2016)で知られるレフン監督は、本作「Too Old to Die Young」の製作に2年以上を費やしてきた。主演を務めるのは、『セッション』(2014)『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)のマイルズ・テラー。職務ゆえに女性を銃撃し、心を病んだ主人公の警官役を演じる。彼はロサンゼルスの裏社会に潜入し、殺し屋やヤクザ、メキシコから送り込まれた違法カルテルの暗殺者、ロシアン・マフィアらと出会っていく……。

小島監督は予告編の1分55秒目ごろに登場。スーツのジャケットを羽織り、眼鏡をかけた姿で日本刀を振るい、男の指を斬り飛ばしている。物語の詳細は明かされていないが、おそらくヤクザがフィーチャーされるエピソードでの出演となるのだろう。ちなみに2018年2月下旬、小島監督は自身のTwitterにて撮影に参加したことを報告していた。

予告編でも窺えるように、「Too Old to Die Young」は、レフン監督作品の特長である映像美と端正な暴力描写、そして哲学的な問いの織り込まれた内容になっているとのこと。レフン監督は全10話をすべて監督し、脚本も手がけている。共同脚本には、コミック『キャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャー』(ShoPro Books)や『デス・オブ・キャプテン・アメリカ』シリーズ(ヴィレッジブックス)などを執筆したエド・ブルベイカーも名を連ねた。音楽はレフン作品を数々担当してきたクリフ・マルティネス。なお、マルティネスによれば本作は各話90分ほどの長尺になっているという。

出演者はマイルズ・テラーのほか、『ウィンターズ・ボーン』(2010)『マーサ、あるいはマーシー・メイ』(2011)のジョン・ホークス、『ネオン・デーモン』のジェナ・マローン、『ザ・プレデター』(2018)のアウグスト・アギレラ、『Miss Bala(原題)』のクリスティーナ・ロドロ、「ゲーム・オブ・スローンズ」第五章・第六章のネル・タイガー・フリー、『ラ・ラ・ランド』(2016)『アンダー・ザ・シルバーレイク』(2018)のキャリー・ヘルナンデスほか。

ドラマ「Too Old to Die Young(原題)」は米Prime Videoにて2019年6月14日より配信。日本での配信情報が待たれる。

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Source: IW, The Playlist

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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