2019年公開『トイ・ストーリー4』よりジョン・ラセター監督が降板 ― 『インサイド・ヘッド』脚本家が単独でメガホン

2019年公開予定、ディズニー/ピクサー作品『トイ・ストーリー4(原題:Toy Story 4)』よりジョン・ラセター監督が降板したことがわかった。
この情報は、2017年7月14~16日(現地時間)に開催されているディズニーのファン・イベント「D23 Expo 2017」でラセター自身によって明らかにされたものだ。
John Lasseter steps down as co-director of #ToyStory4 https://t.co/9SqCSoM5sr pic.twitter.com/ltZIFInWtH
— Variety (@Variety) 2017年7月14日
『トイ・ストーリー』(1995)と『トイ・ストーリー2』(1999)を手がけたジョン・ラセターは、現在ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとピクサー・アニメーション・スタジオの両社でチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務める超重要人物だ。
『トイ・ストーリー3』(2010)では原案とエグゼクティブ・プロデューサーを担当しており、『トイ・ストーリー4』はラセターにとって久々の監督作品となる予定だった。
今回、ラセターがプロジェクトを降板した理由は不明だが、同作は今後、共同監督としてクレジットされていたジョシュ・クーリーが単独でメガホンを取ることになるという。クーリーは『Mr.インクレディブル』(2004)よりストーリーボード・アーティストとしてのキャリアをスタートさせ、『インサイド・ヘッド』(2015)では脚本チームの長として筆を執った才能だ。長編作品を監督するのは『トイ・ストーリー4』が初めてとなる。
なおラセターは、同作にエグゼクティブ・プロデューサーとして引き続き携わることになるようだ。
「D23 Expo 2017」で『トイ・ストーリー4』の詳細については明かされていないものの、製作チームはリサーチのためキャンピングカーによる旅に出ているという。エンターテインメント・ウィークリー誌は、同作がファミリー・バケーションを舞台とした物語になるのではないかと予想しているが、果たして……。
映画『トイ・ストーリー4』は2019年6月21日全米公開予定。
Sources: http://variety.com/2017/film/news/toy-story-4-new-director-josh-cooley-john-lasseter-steps-down-1202496456/
http://ew.com/movies/2017/07/14/toy-story-4-director-josh-cooley/