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デンゼル・ワシントン&フランシス・マクドーマンド版『マクベス』Apple TV+で配信 ─ 全世界で劇場公開も

デンゼル・ワシントン フランシス・マクドーマンド
[左]Photo by Nathan Congleton https://www.flickr.com/photos/nathancongleton/30937063573 [右]Photo by Red Carpet Report on Mingle Media TV https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Frances_McDormand_2015_(cropped).jpg

『イコライザー』シリーズのデンゼル・ワシントン、『ノマドランド』(2020)のフランシス・マクドーマンドが出演する、A24製作の新作映画『The Tragedy of Macbeth(原題)』が、劇場公開のほか、Apple TV+でも配信されることがわかった。Appleが本作の世界配給権を獲得したことを米Deadlineが報じている。

『The Tragedy of Macbeth』は、ウィリアム・シェイクスピアの傑作戯曲『マクベス』を映画化するもので、監督は『ノーカントリー』(2007)『ファーゴ』(1996)などで知られるコーエン兄弟の兄、ジョエル・コーエンが担当。報道によると、本作は2021年の第4四半期に全世界で劇場公開され、その後、Apple TV+にて世界配信される計画。そうそうたるメンバーとともに賞レースへの参戦を狙う構えだ。

主人公のマクベスを演じるデンゼル・ワシントンは、過去に『グローリー』(1989)『トレーニング デイ』(2001)でアカデミー賞に輝き、ノミネート経験も多数。マクベス夫人役のフランシス・マクドーマンドは、『ファーゴ』『スリー・ビルボード』(2017)『ノマドランド』で受賞した。ジョエルは単独での監督業は初めてとなるが、コーエン兄弟としては『ファーゴ』『ノーカントリー』でオスカー像を手にしている。

そのほか出演者には、ダンカン王役に『バスターのバラード』(2018)や『ハリー・ポッター』シリーズの名優ブレンダン・グリーソン、マクダフ役に『イン・ザ・ハイツ』(2021)のコリー・ホーキンズ、マルコム役に「クイーンズ・ギャンビット」(2020)『悪魔はいつもそこに』(2020)のハリー・メリング、そして魔女役に英国の名優キャサリン・ハンター。

撮影監督は、ジョエルとは『バスターのバラード』に続いてのタッグとなるブルーノ・デルボネル。衣裳デザインはメアリー・ゾフレス、音楽はカーター・バーウェルと、コーエン兄弟作品でおなじみの顔ぶれが揃った。プロデューサーはジョエル・コーエンとフランシス・マクドーマンド、『ノーカントリー』などを手がけたロバート・グラフが務める。

『ハムレット』『リア王』『オセロー』に並んで“四大悲劇”のひとつに数えられる『マクベス』は、スコットランドの将軍・マクベスの隆盛と失墜、夫婦の野心と狂気を描く物語。荒野で3人の魔女に出会ったマクベスは、「いずれ国王になる」との予言を受け、その言葉にとりつかれる。夫人にそそのかされるまま、マクベスは国王を暗殺し、予言の通り新たな国王の座に就いた。ところが、今度は「将軍バンクォーの子孫が王になる」という予言に怯えたマクベスは、不安のままに殺人に手を染め、暴政をふるいはじめる。

ちなみにA24とAppleは、ソフィア・コッポラ監督作品『オン・ザ・ロック』(2020)を共同配給しており、同作も劇場公開と配信展開が行われた。そのほか、ドキュメンタリー映画『ボーイズ・ステイト』がApple TV+にて配信されているほか、今後はジョゼフィン・デッカー監督の長編映画『The Sky Is Everywhere(原題)』も控えている。

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Source: Deadline

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。外部寄稿に『TENET テネット』『ジョーカー』『シャザム!』『ポラロイド』劇場用プログラム寄稿など。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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