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『トレイン・ミッション』リーアム・ニーソン、毎朝5時起きで挑んだアクションシーンの裏側

トレイン・ミッション
© STUDIOCANAL S.A.S.

リーアム・ニーソン主演、『フライト・ゲーム』(2014)『ラン・オールナイト』(2015)のジャウマ・コレット=セラ監督と4度目のタッグを組んだアクションスリラー『トレイン・ミッション』。リーアムはじめ、ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、サム・ニール、フローレンス・ピューなど、豪華な顔ぶれの出演者も見どころの1つ。

とはいえ、なんといっても当時65歳のリーアムが見せたスリル満点かつ迫真のアクションシーンは、絶対に見逃せない注目ポイントだ。本記事では、『トレイン・ミッション』のセット風景や撮影の舞台裏を映した動画、そしてスリリングな演出を可能にしたVFX(視覚効果)編集の前後を比較した動画の2本をご紹介しよう。

毎日5時起きで臨んだアクションシーン

これまでに『96時間』シリーズなど数々のアクション映画に挑んできたリーアムは、優しい笑顔と豪快なアクションとのギャップが印象的だ。その迫力は、還暦を越えても衰えを見せることは無く、本作でも体当たりのアクションシーンを連発。とはいえ、さすがベテランというだけあってアクションシーンへの準備も欠かさず行っていたようだ。リーアムは「毎朝5時に起床、30分後にはジムでトレーニングを行ってから、撮影に挑んでいました」と語っている。

電車という狭い空間でのアクションというだけあり、列車内には椅子やポールなど障がい物も。そのような環境でのアクションシーンに挑んだリーアムは、撮影を開始する前に、誰も怪我をしないようスタントチームとの入念なリハーサルを何度も行っていたのだそうだ。「夜、ホテルに戻ってからは、とても良く眠れていましたよ(笑)。」

ド迫力のアクションシーンを可能にしたVFX

ド迫力かつスリリングなアクションに欠かせないVFX。本作を担当したのは、イギリス・ロンドンを拠点に置くVFX制作会社Cinesite。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)など数々の大作映画の視覚効果を手がける熟練のクリエイター集団だ。次に紹介するのは、劇中でのアクションシーンをVFXによる編集前と後で比較した動画だ。

例えば、格闘中にリーアムが胸ぐらを掴まれ、列車の窓へと押し付けられるシーン。窓ガラスを突き破って飛び散った破片や、スレスレで走る対向列車がVFXで加わることで、手に汗握る迫力の演出となっている。脱線した車両から後方車両へとリーアムが飛び移る場面や列車の爆発シーンも、VFXの技によるものだ。「こんなところまでCGだったのか!」と驚かれることだろう。

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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