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ジェームズ・ガン版『スーサイド・スクワッド』は公開延期の恐れなし ─ 「スケジュール通りです」ジェームズ・ガン監督

ジェームズ・ガン
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:James_Gunn_(28663744545).jpg

現在、ハリウッドの大手スタジオは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、映画の公開延期や製作中断を相次いで決定している。そのような中、2021年8月米公開予定のDC映画『ザ・スーサイド・スクワッド(原題:The Suicide Squad)』は、現時点で公開延期の恐れは無さそうだ。監督・脚本を務めるジェームズ・ガンがTwitterにて明かしている。

米ワーナー・ブラザースは、DC映画『ワンダーウーマン 1984』の米公開を2020年6月5日から8月14日への後ろ倒しを発表(日本公開は調整中)。1月より行われていた『ザ・バットマン(原題:The Batman)』の撮影については、現在も中断が継続されている。さらに、2021年末米公開予定のドウェイン・ジョンソン主演『ブラックアダム(原題:Black Adam)』の撮影は、2020年9月にも開始される予定だったが延期となっている状況だ。

立て続けのこの状況を危惧したファンから「一連の延期で、製作への影響などはありますか?VFXスタジオにとっては良いことなんですかね?」と尋ねられたガン監督は、「『ザ・スーサイド・スクワッド』のことですか?今のところは、スケジュール通りですよ」と返答。

続けて、もしも『ザ・スーサイド・スクワッド』が公開延期になったら、改良するのに時間をかけるかどうか尋ねられると、「いいえ。唯一延期になるとすれば、私がVFXにこだわった場合ですね」とガン監督は返事している。

ガン監督は、2020年2月末に『ザ・スーサイド・スクワッド』の撮影終了を報告しており、2021年8月の公開まで1年以上の余裕を持ってポストプロダクション(仕上げ作業)に取り組むこととなる。現在の進捗状況についてガン監督は、「ほぼ全編の粗編集は終わっている」と3月上旬に報告している。今後、監督含め製作チームは作曲やVFX、編集、音響などの仕上げ作業を、1年以上かけてじっくり行う見込みだ。

映画『ザ・スーサイド・スクワッド(原題:The Suicide Squad)』は、2021年8月6日に米公開。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。