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【画像大量】『トレイン・ミッション』リーアム・ニーソン、観月ありさのデビュー曲を予習していた ─ ジャパン・プレミア完全レポート

映画『トレイン・ミッション』ジャパン・プレミアで来日のリーアム・ニーソン
©THE RIVER

『96時間』シリーズや、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)クワイ=ガン・ジンなどで知られる俳優のリーアム・ニーソン主演作トレイン・ミッションが、2018年3月30日より全国公開。この作品のジャパン・プレミア3月18日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、主演のリーアム・ニーソンがファンの前に登場した。(記事下部に画像大量ギャラリーあり)

映画『トレイン・ミッション』ジャパン・プレミアで来日のリーアム・ニーソン
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この日は、チケット発売後わずか数分で即完売となったというほどのプレミアムな機会。そのステージに颯爽と登場したリーアムは、観客全員のハートを震わすほど魅力的な低音ボイスで「東京に戻ってこれて、とてもとても嬉しいです。私は、皆さんのような素敵な映画ファンのために映画を創っていますから。本日はお越しいただき、またこのジャンルの作品をサポート頂き、心の底から感謝申し上げます。本当に光栄です」と謝辞。13年ぶりの来日については「日本では、映画ジャーナリストの方々も、本当に映画を応援したいという気持ちでお集まり頂いている感覚があり、感銘を受けています。またこの国では、お会いする皆様がすべからく礼儀正しいというところにも感銘されています。西洋でも、あなた方の礼儀正しさやエチケットを見習うべきですね」と述べた。

映画『トレイン・ミッション』ジャパン・プレミアで来日のリーアム・ニーソン
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『トレイン・ミッション』は『フライト・ゲーム』の”心の続編”

『トレイン・ミッション』では、『アンノウン』(2011)『フライト・ゲーム』(2014)『ラン・オールナイト』(2015)に引き続き、ジャウム・コレット=セラ監督と4度目のタッグになる。すっかり名コンビとなったジャウム監督について、リーアムは次のように語った。

「ジャウム・コレット=セラは、素晴らしい才能を備えた監督です。ドイツで撮影した『アンノウン』を8年前か9年前に撮って、それからお仕事を共にする度に、どんどん成長されている。個々のシーンだけでなく、作品全編を通じて造形や物語の流れ、ダイナミズムをしっかり頭に入れているような、数少ない監督です。その結果、監督はシーンにおけるペースを生み出すことができるんです。私も監督を100%信頼できますし、監督も私を信頼してくださる。(通訳さんを気遣いながら)…長々とお話してしまって、すみません。」

映画『トレイン・ミッション』ジャパン・プレミアで来日のリーアム・ニーソン
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『トレイン・ミッション』では、密室の列車の中で謎が謎を呼ぶミステリーが展開される。息をもつかせぬスリリングなストーリーが見どころだが、この構図は飛行機内でのサスペンスを描く『フライト・ゲーム』にも通ずる。

「ジャウマ監督がインタビューで仰っていたのですが、『トレイン・ミッション』は『フライト・ゲーム』の”心の続編”なんです。『フライト・ゲーム』も密室内の物語でしたが、『トレイン・ミッション』でも同じく密室内ですよね。」

映画『トレイン・ミッション』ジャパン・プレミアで来日のリーアム・ニーソン
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続けてリーアムは、列車の車両内が舞台となった本作の撮影舞台裏エピソードも披露。

「不思議なことに、『トレイン・ミッション』に登場する電車は、ニューヨーク北部にある私の自宅に帰る際に乗る電車と同じなんです。だから私自身も、あの電車にはここ25年で70〜80回は乗っているんですよ。お馴染みの電車だった、というわけです。でも、撮影はロンドンのセットで行われたので、不思議な感じでした。(やや小声で、ロンドン撮影の理由は)税金によるものなのですが…。

それから、撮影では1車両分と、隣の車両の一部だけのセットだけで行われたんです。でも(劇中の)電車は全7車両。だから、毎晩撮影を終えた後にセット車両の中身を再編成して、2車両目、3車両目、4車両目と作り変えていったんです。

御年65歳となるリーアムだが、『トレイン・ミッション』でも骨太なアクションを見せてくれている。今後もアクション映画で活躍して欲しいと司会者から伝えられると、リーアムは「私の膝が大丈夫な限りはね」と笑わせた。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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