『新感染』ハリウッドリメイク、タイトルは『Last Train to New York』と米報道 ─ ニューヨーク行き列車が舞台か

カンヌ・ファンタジア・シッチェス・カタロニア国際映画祭にて絶賛され、世界中が熱狂の渦に包まれた韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』。そのハリウッド・リメイク化企画が、『Last Train to New York(原題)』というタイトルで現在進行中のようだ。
リメイク版『新感染』の題名が判明したきっかけは、スティーヴン・セガール主演の映画『沈黙の戦艦』(1992)が、『KILLERS キラーズ』(2014)『ヘッド・ショット』(2016)などのティモ・ジャヤントによりリブートされることが報じられた記事にある。その記事の中で、ジャヤントが監督を務めている『新感染』の再映画化企画が、『Last Train to New York』というタイトルとして進行中と伝えられているのだ。
『新感染』はもともと、『부산행(直訳:釜山行き)』という原題、『Train to Busan』という英題で本国・海外では公開されており、ソウルからプサンに向かう高速列車の中で、大量に押し寄せる感染者たちと乗客者たちの死闘が展開された。これまでリメイク版の詳細はまったく伝えられてこなかったが、このたび判明したタイトルにより、ニューヨークが列車の最終目的地となることが判明したのである。
ゾンビが大量に乗車している列車が、アメリカの大都市に向かうことになるわけだが、そこに辿り着くまで乗客者たちは感染者たちから生き延びることは出来るのか。どんな展開が待ち受けているのか気になるところだ。
なお脚本は以前から伝えられている、『アナベル』シリーズなどのゲイリー・ダウバーマンが担当するという。『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)でも知られる鬼才脚本家だ。
映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、Blu-ray&DVDが発売中。
Source: Deadline