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『新感染 ファイナル・エクスプレス』ハリウッド版、スタジオの権利争奪戦が展開中 ― ジェームズ・ワン製作、『IT/イット』脚本家が就任

新感染 ファイナル・エクスプレス
© 2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD

韓国発のゾンビ映画として世界中で高い支持を集めた、ヨン・サンホ監督作品『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016)のハリウッド版リメイク企画が進行している

Deadlineによると、このたび、ハリウッド版『新感染 ファイナル・エクスプレス』(タイトル未定)のプロデューサーとして『ソウ』『死霊館』シリーズのジェームズ・ワンが就任。脚本は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2016)や『アナベル 死霊館の人形』(2015)などのゲイリー・ダウバーマンが執筆する。ハリウッドでホラー映画の最前線をひた走るクリエイターのタッグによって、多くの観客に愛されたゾンビ映画はいかに生まれ変わるのか…!

新感染 ファイナル・エクスプレス
© 2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD

また報道によると、現在ハリウッドの大手スタジオが『新感染』のリメイク権をめぐって争奪戦を繰り広げているという。権利取得に手を挙げたとされているのは、ユニバーサル・ピクチャーズ、パラマウント・ピクチャーズ、ライオンズゲート、スクリーン・ジェムズ、ニュー・ライン・シネマの5社。このうちDeadlineとColliderが入手した情報によると、ニュー・ライン・シネマが権利獲得交渉の最終段階にあるとのことだ。

『ソウ』『死霊館』シリーズの監督・製作などで知られているジェームズ・ワンは、DC映画『アクアマン』(2019年2月8日公開)の劇場公開を控えているほか、数々の作品でプロデュースを担当。自身の設立した製作会社アトミック・モンスター・プロダクションズは『新感染』リメイク企画にも名を連ねている。
また、脚本家として起用されたゲイリー・ダウバーマンは『死霊館のシスター』が日本公開中(2018年9月26日現在)のほか、『IT/イット』の続編である『It: Chapter Two(原題)』(2019)、DCドラマ「スワンプシング(邦題未定、原題:Swamp Thing)」の脚本を担当している。

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』Blu-ray&DVDは発売中

『新感染 ファイナル・エクスプレス』公式サイト:http://shin-kansen.com/

Sources: Deadline, Collider
© 2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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