『トロン:アレス』に前作主人公サム・フリン役がコメント ─ 「公開されたら、真っ先に映画館に駆けつけます」

映画界に映像革新を起こした伝説的シリーズ最新作『トロン:アレス』が、いよいよ2025年10月10日より日本公開を迎えた。1982年の伝説的な第1作『トロン』と、現代的なアップデートが施された続編『トロン:レガシー』(2010)と地続きとなった新たな物語。劇場の大スクリーン&大音響で体験すべき、新次元のエンタメ大作だ。
本作では、AI兵士のアレス(ジャレッド・レト)や、エンコム社の研究者イヴ・キムを中心とした新たな物語。過去作からはジェフ・ブリッジスが演じたケヴィン・フリンが再登場を果たす。一方、前作でケヴィンの息子であるサム・フリンを演じたギャレット・ヘドランドは本作ではお休み。自身不在で公開を迎える『トロン:アレス』について、米Colliderにてコメントした。
「まず初めに、『トロン:アレス』の皆さんがどんなことを成し遂げたのか、観るのが待ちきれません。携わられた皆さんのことを誇らしく思います。プロデューサー陣は『トロン:レガシー』を生み出した製作陣と同じなので、今作もとにかく一生懸命やられています。公開されたら、僕は真っ先に劇場に駆けつけます。ファンの皆さんも、同じようにすごく興奮していますね。それって素晴らしいと思います。世の中には、『トロン』への愛がいっぱいありますよ。」
前作では「グリッド」の世界でスタイリッシュなアクションを炸裂させたサム。あの結末を経て、彼らはその後、どのような存在となっているのか?『トロン:レガシー』の物語が本作『トロン:アレス』にいかに織り込まれるか、劇場で確かめてほしい。
なお、本作で監督を継承したヨアヒム・ローニングは、新たな物語に専念したことについて「この世界観を尊重しつつ、新たな方向性に進みたかった」ためと説明。プロデューサーのジャスティン・スプリンガーも「最も重要なのは新たなストーリーをきちんと語ること。おなじみのキャラクターをカメオ出演させるだけでは、物語にそぐわないファンサービスになってしまいます」と話している。

映画『トロン:アレス』は公開中。
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