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【ネタバレ】『トロン:アレス』ラスト、続編につながる? キャスト&監督が語る

トロン:アレス
© 2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

この記事には、映画『トロン:アレス』のネタバレが含まれています。

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『トロン』シリーズ、第4作は?

『トロン:アレス』は、AI兵士のアレス(ジャレッド・レト)や、エンコム社の研究者イヴ・キム(グレタ・リー)、そしてディリンジャー社のCEOジュリアン・ディリンジャーらを描く物語。過去作からはジェフ・ブリッジスが演じたケヴィン・フリンが再登場を果たし、クライマックスで“復活”を果たした。

物語の最後には、アレスとイヴはそれぞれ異なる道を進む。かたや、ジュリアンは現実世界からディリンジャー社のグリッドに逃亡、祖父のプログラムであるサークのディスクを手に入れて変身するのだった。サークとはオリジナル版『トロン』(1982)のヴィランであり、ジュリアンの祖父エドが作り出したもの。

もしや、続編ではジュリアンが新たなサークとなって再び立ちはだかるのか──。演じたエヴァン・ピーターズは、米Colliderにて「どうなるでしょうね? 20年後にはわかると思いますよ」とはぐらかした。もっとも、『トロン』の世界にどっぷりと没入する体験は非常に楽しかったようだ。

「グリッドの中に、創造の世界に入り込めたことは最高だったし、夢のようでした。サークのヘルメットを実際にかぶれなかったのは残念ですが、ちょっとだけ身体を後ろに倒すことはできたから。オリジナルの『トロン』で、彼(サーク)は身体をかなり後ろに倒していたでしょう?」

また、アレスの物語は『トロン:レガシー』につながった。本作には登場しなかった前作の主人公サム・フリン(ギャレット・ヘドランド)とクオラ(オリヴィア・ワイルド)を、どうやらアレスは探しているようなのだ。

ヘドランドは本作について「公開されたら映画館に駆けつける」と愛情を示していたが、いずれ新旧キャストが揃う未来もありうるか。監督のヨアヒム・ローニングは、今後の展開について「幸運にも物語を続けられ、たくさんの人がこの新作を観てくれたら、その謎に答えられるでしょう」と語った。ポイントは、あくまでもスタジオが納得する興行成績を示せるかどうかということだ。

「この映画を完成させることに全力を注いできたので、現時点ですべての答えがあるわけではないのです。私としては、“ああ、いつかね”という感じ。もちろん今後については考えていますが、サークが蘇り、このシリーズやオリジナル版に敬意を表することができたのは素晴らしいことでした。」

映画『トロン:アレス』は公開中。

Source: Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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