『トロン』第3作、1作目主演のジェフ・ブリッジスが復帰決定 ─ 撮影現場に到着

革新的SFアクション映画『トロン』シリーズの第3弾『トロン:アレス(原題:Tron Ares)』に1作目『トロン』(1982)で主演を務めたジェフ・ブリッジスが復帰することがわかった。ブリッジス本人が出演を明かした後、米ウォルト・ディズニー・スタジオも正式に発表している。
ブリッジスはコンピューター内での権力闘争を描いた1作目で、主人公のケヴィン・フリン役に抜擢。28年後の続編、フリンの息子を主人公とする『トロン:レガシー』(2010)でも同役を再演し、ディエイジング技術による若返った姿でスクリーンに登場した。
現在撮影中の『トロン:アレス』ではブリッジスの再演は明らかになっていなかったが、このたび米ポッドキャスト番組に出演したブリッジス本人が参加を認めた。「今週の土曜日、『トロン』の第3弾に出演するために出発します」と撮影参加を報告したという。
ディズニーからは、撮影現場に到着したブリッジスの姿を捉えた写真が公開。脚本に目を通しているようで、劇中での立ち回りも気になるところ。フリンが再登場するということで、前作でギャレット・ヘドランドが演じたサムの復帰にも期待がかかる。
この投稿をInstagramで見る
シリーズ第3弾では、高度に洗練されたプログラムの“アレス”が、危険な任務のためにデジタル世界から現実世界へ送り込まれ、人類が初めてAIに遭遇する物語が描かれるという。アレス役を、『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)や『モービウス』(2022)のジャレッド・レトが演じる。
ほか共演には、『X-MEN』『キック・アス』シリーズやドラマ「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」(2022)のエヴァン・ピーターズや、『パスト ライブス/再会』(2023)のグレタ・リーらが名を連ねている。
監督は『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)、『マレフィセント2』(2019)などで知られるヨアキム・ローニング、脚本は『グロムバーグ家の人々』(2003)や『エラゴン 遺志を継ぐ者』(2006)のジェシー・ウィグトウ。製作総指揮は『トロン:レガシー』のショーン・ベイリー、『バスケットボール・ダイアリーズ』(1995)のサム・ディッカーマが務めるほか、『トロン:レガシー』のジャスティン・スプリンガー、主演のジャレッド・レト、実写版『リトル・マーメイド』(2023)のラッセル・アレンらがプロデューサーとして参加している。
映画『トロン:アレス(原題:Tron Ares)』は2025年10月10日米公開。
▼『トロン』 の記事
『トロン:アレス』米予告編が公開 ─ ジャレッド・レト主演、15年ぶりシリーズ最新作 音楽はナイン・インチ・ネイルズ! 『トロン:アレス』は「人間であることの代償」描く ─ 新画像公開、音楽はダフト・パンクからナイン・インチ・ネイルズへ 感情的なストーリーに? 『トロン:アレス』ナイン・インチ・ネイルズが音楽に起用、どんなバンド? ─ 「NIИ」ロゴもお馴染み世界的インダストリアル・ロックバンドに迫る 映画音楽でも大活躍 「D23 2024」ディズニー発表まとめ、タイトルと公開日の一覧 ─ マーベル、スター・ウォーズ、ピクサーなど最新情報 こんなにあるぞ! 『トロン:アレス』2025年10月10日US公開決定 ─ 革新的SFシリーズ第3弾、主演はジャレッド・レト 人類が初めてAIに遭遇する話
Source:The Film Comment podcast(Via Variety)