『トロン3』撮影スタート、監督が報告 ─ ジャレッド・レト&エヴァン・ピーターズが共演

ジャレッド・レトが主演を務める映画『トロン』シリーズ第3弾『トロン:アレス(原題:Tron Ares)』の撮影が開始された。監督を務めるヨアヒム・ローニングがInstagramで報告している。
1982年公開の『トロン』は、世界初のデジタルCGを導入した先駆的的1作として記憶されている。2010年には28年ぶりの続編『トロン:レガシー』も製作された。
メガホンを取るローニング監督は、撮影が無事1週目を迎えたことを報告。椅子には3作目のタイトルロゴが印字されており、「O」の部分が「3」にも見える。
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第3作で主演を務めるのは、『ダラス・バイヤーズ・クラブ』(2013)や『モービウス』(2022)のジャレッド・レト。トロン・プログラムに入り込むアレス役を演じると伝えられている。ほか共演には、『X-MEN』『キック・アス』シリーズやドラマ「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」(2022)での怪演も話題となったエヴァン・ピーターズ。役柄は定かでないものの、重要なキャラクターを演じるという。
本企画は、2023年の脚本家・俳優ストライキの影響で製作が一時的にストップ。2023年12月には製作が再開されており、ようやく念願のクランクインを迎えることができた。
監督を務めるヨアキム・ローニングは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)、『マレフィセント2』(2019)などで知られる人物。脚本には、『グロムバーグ家の人々』(2003)や『エラゴン 遺志を継ぐ者』(2006)のジェシー・ウィグトウが起用された。製作総指揮を『トロン:レガシー』のショーン・ベイリー、『バスケットボール・ダイアリーズ』(1995)のサム・ディッカーマが務め、『トロン:レガシー』のジャスティン・スプリンガー、主演のレト、実写版『リトル・マーメイド』(2023)のラッセル・アレンらもプロデューサーとして参加している。
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