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「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」は2周目もオモシロイ? ─ 最終話を観た後では「初期エピソードの見方が変わる」

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪
(c)Amazon Studios

いよいよシーズン・フィナーレに向かう、Amazonの超大作シリーズ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」。ショーランナーのパトリック・マッケイ&J・D・ペインによると、最終話をふくむ後半戦は、初期のエピソードの見方を変える驚きの内容になっているようだ。米Hollywood Reporterのインタビューで語っている。

「力の指輪」は、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の数千年前を舞台に、中つ国の「第2紀」を描く物語。マッケイとペインは、映画版と同じぐらいファンが夢中になるシリーズにしたいと考えているようだ。作品の成功の尺度については、「人々が掘り下げて議論するほどのエンターテイメントであるかどうかを重要視しています」とコメント。ファンが様々な説を唱えて盛り上がる同シリーズは、ひとまず成功と呼べるだろう。

またシーズン1の評価については、エピソードが進むにつれてどんどん高まるだろうと2人は予想。どうやらまだ明かされていない秘密があるらしく、最終回ふくむ後半エピソードを見てから2週目に入ると、初期のエピソードの見方が変わるだろうとのこと。

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪
(c)Amazon Studios

IMDbでは、9月30日リリースの第6話がシーズン1の最高評価となる星8.5(10月7日時点)を獲得。シリーズ自体の評価も、週を追うごとに高まっているようだ。ゆえにマッケイとペインは、今は同シリーズに否定的な人も、いずれポジティブな評価をするだろうと前向きだ。「批評家に絶賛され、多くの賞を獲得しても、翌年には忘れ去られてしまう作品もあります。逆に、あまり評価されずに60年後に名作になるものもありますよね。‟塵も積もれば山となる”ということでしょうか」。

「力の指輪」の最終回まであとわずか。2週目に新たな気づきを与えるほどの展開を、注意深く見届けたい。ちなみにマッケイによると、現在撮影中のシーズン2は「あらゆるレベルで……桁外れに大きく、より良く」なるらしく、ますます期待が高まる。

Source:Hollywood Reporter

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。