『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』吹替版声優が決定、レジェンドも再集結 ─ ランド役若本規夫「泣けてくらぁ」

『スター・ウォーズ』スカイウォーカー・サーガの完結編、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が2019年12月20日(金)に日米同時公開となる。このたび、日本語吹替版を務める声優陣が決定。レジェンドたちを含めたおなじみの顔ぶれに、実力確かな新キャストが揃った。
新3部作のメインキャスト、レイ役には永宝千晶、カイロ・レン役には津田健次郎、フィン役には杉村憲司、ポー・ダメロン役には小松史法が続投。また、ルーク・スカイウォーカー役の島田敏、C-3PO役の岩崎ひろし、レイア役の高島雅羅に加え、ランド・カルリジアン役として若本規夫が復帰する。ランドの吹替を若本が担当するのは『エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)のソフト版以来およそ20年ぶりだ。なお新たに登場するキャラクターとして、謎に包まれたゾーリ役に甲斐田裕子、プライド元帥役に金子由之。シスの暗黒卿パルパティーン役は新たに青森伸が演じる。

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』吹替声優コメント
永宝千晶(レイ役)
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)が公開されてから42年。時代、世代を超えて多くの人から愛されてきた作品が完結するということに寂しさを抱きつつも、この歴史に関われたことをとても光栄に感じています。レイがかけがえのない仲間たちと出会い、葛藤を抱えながらも前向きに力強く成長していく姿に、私自身とても勇気づけられました。完結せず、スカイウォーカー家の物語がこの先もずっと続いてほしいという気持ちもありますが…。私たちの記憶にいつまでも残るエンディングを期待します!
津田健次郎(カイロ・レン役)
壮大な物語が遂に完結を迎える事は、色んな想いが溢れて上手く言葉に出来ません。最後を迎えることはとてもとても寂しいですが、このシーズンの完結まで参加する事が出来て嬉しく思います。幼少期、画用紙で黒い仮面を作り、棒の切れ端をライトセーバーに見立てて闘っていました。大好きな『スター・ウォーズ』、大好きなダース・ベイダーの流れを汲むカイロ・レンを演じる事の出来る歓びをいつも感じています。強いカイロ・レン、完成されていない不安定なカイロ・レン、どのカイロ・レンも僕にはとても魅力的でした。物語が何処に向かっていくのか? カイロ・レンは何処に向かっていくのか? ファンとして楽しみながら、出来るだけ彼に寄り添える様に演じようと心掛けて来ました。今回の完結編は、物語の完結ではありますが、カイロ・レンの旅の完結でもあります。とても寂しいですが、最後まで一緒に旅を出来た事を嬉しく思います。この壮大なる物語の完結がファンの皆様のご期待に添えるものであります様に。『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が皆様に愛され続けます様に。カイロ・レンが皆様に愛され続けます様に。May the force be with you.
杉村憲司(フィン役)
2015年の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から4年も経ったのかと思うと、とても感慨深いです。1977年の初公開から、たくさんのキャ スト・スタッフが関わり、40年以上経っての完結。思いを引き継いでここまで来たのかと思うと、本当に感動します。「FN2187」から「フィン」と名前をもらった時の興奮した表情が印象深かった。一体のストームトルーパーから一人の人間になる。「ファースト・オーダーから逃げたい」という考えから「大切な人を護りたい」という考えに変化していき、どんどん戦士になっていく。僕はフィンと一緒に成長させてもらったと感じてます。ファンの方も納得の結末になっているのではと思います。『フォースの覚醒』から観始めた方も、『スカイウォーカーの夜明け』で初めて観る方も、喜んでいただけたら嬉しいです。
小松史法(ポー・ダメロン役)
個人的にですが、こんなにも人気があって歴史ある作品が終わって欲しくないという思いは大いにあります。もっともっと色んな形で続けばいいのになぁと。ポー ・ダメロン役の吹替を務めさせて頂きましたが、毎回違った面が出てきて本当に楽しく、興味深く演じさせて頂きました。たまに「おっ、かっこいいな」と見せるシーンもあれば、しょんぼりげんなりなシーンもあったり、コミカルな部分が出てきたりしてますよね。作品を重ねるごとにポーの魅力が増してきたような気がします。同時にポーを演じるオスカー・アイザックにどんどん惹きつけられていきました。一つのものが終わりを迎え、それが新しい始まりを生み出すのであれば、それはまた新しい世界を僕らも期待していいんじゃないでしょうか。きっとファンの皆様の中にそれぞれの「スター・ウォーズ」があり、終わることのない世界が皆様の胸の中にあり続けることと思います。
甲斐田裕子(ゾーリ役)
最新の技術で再現されたジェダイ達の戦い。その夜明けの時に、滑り込みで参加できた事がとても嬉しいです。(ゾーリは)とても魅力的なキャラクターです。最後の締めくくりに相応しい、最新技術の戦いと、42年分の答えや希望が見られるのでしょうか…早く完成を見たいで す!
金子由之(プライド元帥役)
僕がこの仕事を始めるずっと昔、少年の頃から、この宇宙の物語に慣れ親しんできました。それが終わりをむかえるなんて寂しいの一語につきます。(プライド元帥は)単純な部下ではなく、その下にもうひとつの顔をもつ魅力的な役です。完結編とは言わず10年後でもいいので、是非復活して物語を紡いで欲しいと切に願います。
島田敏(ルーク・スカイウォーカー役)
それぞれのストーリーが見事に紡ぎあい、ピッタリはまって行く興奮と快感に期待したいです。ファンの皆様と同じく、公開日を最大のワクワクドキドキ感で待っています。若きルーク・スカイウォーカーから歳月が流れ、完結編を迎えるにあたって、この超超雄大な作品に携われたことを誇りに思っています。 『スター・ウォーズ』永遠なれ!!!
岩崎ひろし(C-3PO役)
いつかその日が来る…とは思っていましたが、やはりとても淋しいです…。でも、また、『スター・ウォーズ』の新たな世界が始まることを信じています! フォースと共にあらんことを! 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)のオーディジョンで選ばれてから20年、私にとってはなくてはならないキャラクター。大好きです! 最近『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では目立った印象がなかったので、今回はC-3PO の活躍に期待しています!
若本規夫(ランド・カルリジアン役)
長く長くファンに愛されてきた『スター・ウォーズ』シリーズがついに完結すると思うと、泣けてくらぁ。ランド役のビリー・ディー・ウィリアムズさんもまたランド役を演じると聞いた時は、まさかおいらも演じることになるとは思わなかったぜよ。ランド・カルリジアンを再び演じることができて光栄ではあるが、お互いじじいになりましたとさ……。予告編のランドとチューバッカのミレニアム・ファルコンに乗っている姿を見ただけで、当時の記憶がジワァーっと蘇り少年に戻ったような気持ちになったよなぁ。ランドの活躍にもどうぞご期待ください。
高島雅羅(レイア役)
ストーリーが終わるなんて信じられません。美しさと力強い性格を持った聡明なレイア姫と呼ばれていた頃から年齢を重ねて、その強さに加え心の優しいチャーミングで思いやりのあるリーダーでありレジスタンスの将軍レイア・オーガナへと…。30年以上にわたって、この魅力的なキャラクターを演じさせて頂けたことに感謝しています。思い出深く残っているのは、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』で氷漬けにされてジャバ・ザ・ハットに捕らえられていたハン・ソロをルーク達と共に救出する場面です。こういう作品で大好きな、集結して一緒に冒険していくシーンにワクワクしたのをよく覚えています。壮大な冒険を通して、絆が強くなっていく瞬間・瞬間を感じてもらえれば…。そして、出来るならば、ソロやルークや懐かしいキャラクター達との場面を観てみたいです。
青森伸(パルパティーン役)
『スター・ウォーズ』シリーズには初めて声優として参加させて頂きますが、パルパティーン皇帝を演じられてとても光栄です。42年に渡り描かれてきた『スター・ウォーズ』シリーズがついに完結を迎えますが、すべての悪の根源であるシスの暗黒卿パルパティーン皇帝が一体どんな活躍を見せるのか? 私も最後の『スター・ウォーズ』がどんな完結を迎えることになるのか期待が膨らみ、劇場で観るのを楽しみにしております。日本中のファンからの期待に応えられるよう演じましたので、ぜひご注目ください。
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は2019年12月20日(金)日米同時公開。
▼字幕でも観るし、吹替でも観るよね
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