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マイケル・ムーア監督、ドナルド・トランプと大統領選挙に迫った新作ドキュメンタリーを緊急公開へ

もはや日本では監督本人よりも「マイケル・ムーアじゃねえよ!」の方で知られてしまっている感のあるマイケル・ムーア監督が、久々の本領発揮となる新作ドキュメンタリー映画を発表する。

タイトルは『マイケル・ムーア in トランプランド(原題)』。そこから十分想像できるように、今回のテーマは「ドナルド・トランプ」「大統領選挙」だ。本日2016年10月19日からニューヨークのIFCセンターとレムリ・タウン・センター5で上映されるほか、iTunesでも配信される。


http://www.ifccenter.com/films/michael-moore-in-trumpland/
http://www.ifccenter.com/films/michael-moore-in-trumpland/

極秘に製作、緊急公開へ

『マイケル・ムーア in トランプランド』は、これまでその存在が一切報じられていなかった。ムーア監督が自身のTwitterで上映情報を告知したことで、製作の事実が初めて明らかになったのである。

いわば、今回の作品はムーア監督が極秘に準備してきたものであり、劇場公開も急遽決定したようだ。現に、上記ツイートの時点でムーア監督はまだ編集作業中のようだし、広報担当者も月曜日に雇われたばかりで、上映する映画館も急ぎで押さえられたのだという。

しかし、今回の大統領選挙でムーア監督が行動を起こしたのは今回が初めてではなかった。

中止された“ワンマンショー”

先月9月26日、ムーア監督は大統領選挙に関するプロジェクトが中止になったことを明かしている。監督は元々、「イカれた大統領選挙についてのワンマンショー」を10月7日に開催する方向で動いていたようだ。会場は、ムーア監督が「トランプ・カントリーの奥地」と呼ぶ、オハイオ州ニューアークにあるミッドランド・シアターだった。計画では、ショーの様子はその場で撮影される予定だったという。

しかしミッドランド・シアターは、このワンマンショーのために劇場を貸し出すことを拒否した。監督は、劇場側が「とても物議を醸しやすい」ことを理由に貸し出しを拒否したと主張したが、劇場はこれを否定している。おそらく、新作『マイケル・ムーア in トランプランド』は、この開催されるはずだったワンマンショーの内容を多分に含んでいるのだろう。

マイケル・ムーア、久々の本領発揮へ

現在IFCシアターのウェブサイトには、『マイケル・ムーア in トランプランド』の作品説明として以下の文章が掲載されている。

「オハイオ州の共和党員が妨害しようとした映画をどうぞ。オスカー受賞者のマイケル・ムーアが、大胆かつ愉快なワンマンショーで敵地に潜入。2016年の大統領選挙を数週間後に控えた、トランプランドの奥地に迫ります」

かつてムーア監督は、『ボウリング・フォー・コロンバイン』(2003年)でアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した際には、授賞式の壇上でジョージ・W・ブッシュ大統領を激しく批判していた。その次回作『華氏911』(2004年)はブッシュ大統領の再選を阻止すべく製作された映画だったのである。

『マイケル・ムーア in トランプランド』は、監督にとっては久々の「大統領選挙」「政治家」をターゲットとした作品だ。その過激ながらも鋭い視線は、きっと今回の新作でも冴え渡っているに違いない。

sources: http://www.hollywoodreporter.com/news/michael-moore-reveals-surprise-donald-939227
http://www.latimes.com/entertainment/movies/la-et-mn-michael-moore-trump-film-20161018-snap-story.html
https://www.facebook.com/mmflint/posts/10153798522171857:0

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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