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ヒラリーに忍び寄るトランプの影!D・エルフマン作曲の最新作は大統領選挙ホラー『TRUMP STALKS HILLARY』

いま、アメリカで最も注目を集めていることと言えば、「ピエロ騒動」もそうなのだが、やはり大統領選挙であろうと思う。

まあぼく個人としてはどちらかと言うと「ピエロ騒動」の方に注目しており、一ヶ月以上も前からその動向が非常に気になって仕方がない。当初はピエロということもあって、あのスティーヴン・キングが『イット』(It)のペニーワイズ絡みで、いち早くマスコミからコメントを求められていたり、最近では御大ジョン・カーペンターがこのピエロ騒動に、とくにピエロの扮装をしたコピーキャット的な愉快犯たちに対して苦言を呈したりしている。しかし、今回はピエロの話ではないので、その詳細はまた改めてお話しよう。

さて本題であるが、先日の日曜日に行われた大統領選の候補者によるTV討論会において、もちろんその候補者とはご存知のように、ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプであるが、クリントンが演説をする中、その背後に忍び寄るかのように蠢くトランプの姿が、幽霊かゾンビか、あるいはストーカーのようで恐ろしいとして話題になった。

それを受けたアメリカのコメディ動画サイト「Funny Or Die」が、なんとあの映画音楽界の巨匠ダニー・エルフマンとコラボレーションをして、その討論会の様子をエルフマンの作曲したオリジナル曲にのせて、バリバリのホラー映画のような作品として公開したのである。

そしてその作品、『TRUMP STALKS HILLARY』が、いま全米で話題を呼んでいる、当然呼ぶだろうなあ。

TRUMP STALKS HILLARY

ではさっそく、その作品をぜひご覧いただきたい。ちなみにぼく自身は飲んでいたミルクセーキを何度も吹き出してしまったので、まずは飲食の手をとめてから、どうぞ。

以下「Funny Or Die」公式サイトにて、『TRUMP STALKS HILLARY』本編が視聴可能となっている。

http://FunnyOrDie.com/m/aole?_ccid=a85e754f-53f7-4b95-8709-ae601803b982&_cc=__db_l

いかがだろうか、もはや完全にホラー映画以外のなにものでもない。トランプは明らかに、後ろからクリントンをナイフで刺し殺す気である。あるいは羽交い締めにして、車で連れ去る気満々である。おそらくであるが、大統領選挙期間中の二人のやり取りの映像をすべて集めて再編集すれば、二時間程度のホラー映画など安々と出来るに違いないと、確信した。

TRUMP STALKS HILLARY

エルフマンはこの曲のインスピレーションとして、以下のようなことを述べている。

 

“Watching Trump lurching behind Hillary during the debate felt a bit like a zombie movie, like at any moment he was going to attack her, rip off her head, and eat her brains.”

ヒラリーに飛びかかって頭を剥ぎ取って脳みそを食らうゾンビ映画のような・・・云々。確かにそうとしか見えない。

というわけで、今回の大統領選の行方が果たしてどのようなことになるのかは、日本国民のぼくとしてもやはり当然気になるところではあるが、こんな動画を観てしまうと、同じく話題となっている「ピエロ騒動」の恐怖とジョークの間の混沌と同質のものを感じてしまう。

TRUMP STALKS HILLARY

まあぼく個人的に思うのは、ある意味で言えば、そして見ようによっては、アメリカ合衆国大統領選挙って、ずいぶんとホラー要素満載だと思うけれどね・・・。

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MujinaMujina Tsukishiro

普段はあまり摂取しないコーヒーとドーナツを、無駄に欲してしまう今日この頃。You know, this is - excuse me - a damn fine cup of coffee.

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