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『トイ・ストーリー4』スピンオフ作品が早くも誕生 ─ ボー・ピープの知られざる物語、新キャラ「フォーキー」の世界探求

トイ・ストーリー
※画像はイメージです

ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー4』から、早くもスピンオフ作品が2本誕生することがわかった。2019年4月11日(米国時間)、ウォルト・ディズニー・カンパニーの新映像配信サービス「Disney+」で配信されるオリジナル作品のラインナップとして正式に告知されている。

発表によると、このたび『トイ・ストーリー4』からのスピンオフが決定したのは、『トイ・ストーリー』(1995)『トイ・ストーリー2』(1999)のヒロインとして登場したボー・ピープを主人公とする短編作品『ランプ・ライフ(邦題未定、原題:Lamp Life)』と、本作で初登場となる新キャラクター「フォーキー」を主人公とする短編シリーズ「フォーキーの質問(邦題未定、原題:Forky Asks A Question)」だ。

『トイ・ストーリー4』で久々のシリーズ復帰を果たすボー・ピープは、予告編でも印象的なように、かつてとはビジュアルを大きく変えての再登場となる。米The Hollywood Reporterによると、スピンオフ作品『ランプ・ライフ』は、『2』から『4』までの知られざるボー・ピープを描く内容になるとのこと。バズ・ライトイヤーの声を担当するティム・アレンは、『トイ・ストーリー4』では「彼女がどこにいたのかを悲劇的なかたちで知ることになる」といい、その変化こそが作品のカギであることを示唆している

また、特報映像から大きくフィーチャーされているフォーキーは、『トイ・ストーリー3』(2010)に続いて登場する少女ボニーが生み出した“オモチャじゃない”キャラクター。どうもフォーキーには「アイデンティティ」というテーマが隠れていそうだが、こちらもどんな結末に至るのかがポイントとなるだろう。スピンオフ作品「フォーキーの質問」は、フォーキーが「愛とは?」「チーズって何?」といった質問を通して、自分の生まれた世界を理解していく物語だという。

ボー・ピープ&フォーキーのスピンオフ作品は「Disney+」オリジナル作品で、特に「フォーキーの質問」は米国でのサービス開始日である11月12日から配信予定。したがって、『トイ・ストーリー4』の内容をきちんと踏まえた作品になっている可能性も高そうだ。まずは映画を観てみないと始まらない…!

映画『トイ・ストーリー4』は2019年7月12日(金)全国ロードショー

『トイ・ストーリー4』公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/toy4.html

「Disney+」サービス詳細はこちらの記事で

Sources: Disney(1, 2), THR, Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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