Menu
(0)

Search

映画『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』、日本美術展史上最大の「フェルメール展」とタイアップ決定

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛
© 2017 TULIP FEVER FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018)のアリシア・ヴィキャンデル、『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(2018)や『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)のデイン・デハーンが共演する映画『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』と、2018年10月5日(金)から上野の森美術館で開催される「フェルメール展」のタイアップが決定した。

オランダ絵画黄金時代の巨匠ヨハネス・フェルメール(1632-75)は、国内外で不動の人気を誇り、現存作はわずか35点ともいわれている。このたび開催される「フェルメール展」には、そのうち代表作「牛乳を注ぐ女」など日本初公開を含む8点が東京に集結。日本美術展史上最大のフェルメール展となる。

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛
ヨハネス・フェルメール 《牛乳を注ぐ女》1660 年頃 アムステルダム国立美術館 Rijksmuseum. Purchased with the support of the Vereniging Rembrandt, 1908

フェルメールと映画の繋がり

このたび「フェルメール展」で日本にやってくる「手紙を書く婦人と召使い」「恋文」のように、フェルメールの絵画を読み解くうえでのキーワードのひとつに、“女主人と女中”が挙げられる。「手紙を書く女と召使い」では、床には手紙と封蠟(ふうろう)が落ちており、一心不乱に手紙を書く女のそばで待つ召使(女中)の表情には何か含むところがあるようで、どこか物語が秘められているようにも感じられるだろう。

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛
ヨハネス・フェルメール 《手紙を書く婦人と召使い》 1670-1671 年頃 アイルランド・ナショナル・ ギャラリー Presented, Sir Alfred and Lady Beit, 1987 (Beit Collection) Photo © National Gallery of Ireland, Dublin NGI.4535

映画『チューリップ・フィーバー肖像画に秘めた愛』でも、主人公・ソフィア(アリシア・ヴィキャンデル)と女中・マリア(ホリデイ・グレンジャー)が、共犯関係とも言えるような主従関係を繰り広げ、物語をドラマティックな展開へと導いていく。許されない恋を叶えるため、主人公と女中が遂行した驚くべき計画とは…?

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛
© 2017 TULIP FEVER FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

フェルメールは今でこそ人気画家だが、作品数は極端に少なく、今なお謎めいた画家のままだ。本作は「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」という思いから生まれた同名ベストセラー小説を実写化した作品。フェルメールの生きた時代を描いており、フェルメール世界へのオマージュに満ちている。女主人と女中の密やかな共犯関係をはじめ、鮮やかなフェルメール・ブルーのドレス、薄暗い室内に差し込む光…。本作を観ることで、より深くフェルメールの世界へ入り込むことができるだろう。

監督を務めるのは映画『ブーリン家の姉妹』(2018)のジャスティン・チャドウィック。脚本は『恋におちたシェイクスピア』(1998)のトム・ストッパードが担当する。ソフィアを演じるのは『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018)のアリシア・ヴィキャンデル。「真珠の耳飾りの少女」をオマージュした衣装や、フェルメール・ブルーのドレスをまとい、清楚だが身の内に熱い想いを秘めた女性を体現している。ソフィアと恋に落ちる若く美しい画家のヤンには『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)のデイン・デハーン、ソフィアの夫は『007 スペクター』(2015)のクリストフ・ヴァルツ、そして、チューリップを栽培する修道院の院長役には同じく『007』シリーズでMを演じたジュディ・ディンチが起用された。

『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』あらすじ

舞台は、スペインから独立し「黄金時代」と呼ばれた17世紀オランダ。人々は、投資や収集に熱をあげており、なかでも“絵画”と“チューリップ”が2大ブームだったという。希少な品種の球根1個が邸宅1分に相当し、世界最古の経済バブルとして知られる「チューリップ・バブル」がピークを迎えていた。

親子のように年の離れた、裕福なコルネリスと結婚したソフィア。二人の間に燃えるような愛はなかったが、孤児となり修道院で育った彼女にとって、それは初めて味わう豊かで安定した暮らしだった。夫は優しく特に不満もなかったが、彼が切望する跡継ぎができないことが、唯一の悩みだった。そんななか、夫が夫婦の肖像画を、無名の画家のヤンに依頼する。キャンバス越しに見つめ合うヤンとソフィアが、恋におちるのに時間はかからなかった。若く情熱的な画家と、許されない愛を貫きたいと願ったソフィアは、ある計画を思いつく。しかし、ヤンが二人の未来のために、希少なチューリップの球根に全財産を投資したことから、思わぬ運命が立ちはだかる──。

映画『チューリップ・フィーバー肖像画に秘めた愛』は2018年10月6日(土)より全国ロードショー「フェルメール展」は2018年105日(金)から201923日(日)まで、東京・上野の森美術館で開催される(日時指定入場制)。それぞれ詳しくは公式サイトをご覧いただきたい

『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』公式サイト:http://tulip-movie.com/
「フェルメール展」公式サイト:http://www.vermeer.jp/

Writer

THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

Comment

Ranking

Daily

Weekly

Monthly