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「ウォーキング・デッド」新ドラマシリーズの製作が決定 ─ ゾンビ蔓延後に育った「新世代」描く、ユニバース通算3作目

ウォーキング・デッド
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人気ドラマ「ウォーキング・デッド」(2010-)から新たなドラマシリーズ(タイトル未定)が誕生することがわかった。製作・放送を担当する米AMC局が正式に発表した。

このたび製作されることが決まった「ウォーキング・デッド」新作シリーズは、「ウォーキング・デッド」とそのスピンオフドラマ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」(2015-)に次いで登場する、通算3作目の新たな物語。ゾンビ(ウォーカー)が世界に蔓延する中で育ってきた“新世代”を描くストーリーで、主人公はふたりの若い女性。登場人物たちは善と悪に分かれ、変化する中でそれぞれのアイデンティティを確立していくとのこと。「ウォーキング・デッド」の世界観を継承しながら、これまでのシリーズよりも青春物語としての要素が色濃い作品になるとみられる。

新シリーズのショーランナーを務めるのは、「ウォーキング・デッド」にシーズン4から脚本家として参加してきたマット・ネグリート。「ウォーキング・デッド」ユニバースのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるスコット・M・ギンプルも携わる。シリーズはひとまず全10話の製作が決定しており、2020年の放送を目指して2019年夏より撮影が行われるという。

AMCにて番組製作を統括するデヴィッド・マッデン氏は、この新シリーズを「ウォーキング・デッド」の「新たな領域に踏み込む」作品だと形容。「ウォーキング・デッド」「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」では描かれてこなかった物語とキャラクターを扱うとしている。2010年に始まった「ウォーキング・デッド」は、11年目にしてさらなる新展開を迎えることになりそうだ。

Source: Newsarama.com

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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