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「ウォーキング・デッド」ダリルのスピンオフ、本編写真が初公開 ─ 舞台はフランス・パリ

ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン(原題)
Emmanuel Guimier/AMC

「ウォーキング・デッド」(2020-2022)の人気キャラ、ダリル・ディクソン(ノーマン・リーダス)を主役とした新作スピンオフドラマ「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン(原題)」の本編写真が初公開された。

本作はフランス・パリを舞台に、リーダス演じるクロスボウの名手ダリルが任務につくシリーズ。物語はスピンオフ第2作「ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド」(2020-2021)のポストクレジットシーンにつながり、ダリルは賢い変異体ゾンビに対処していくという。

新たに到着した写真の1枚では、数人に囲まれたダリルが両手を縛られた様子で膝まずき、何やらトラブルに巻き込まれている模様。トレードマークの黒のレザーベストは着用していないようだ。また、お馴染みのバイクではなく馬車の横に立つダリルの姿も捉えられている。そして、建物内をさまよう数体のウォーカーの姿が。その中には、もしかしたら変異体も含まれているのかもしれない。

ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン(原題)
Emmanuel Guimier/AMC
ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン(原題)
Emmanuel Guimier/AMC

11月21日(現地時間)に放送された「ウォーキング・デッド」最終回では、ダリルがバイクに乗って仲間の元を去る。リーダスによると、このラストシーンの一部がスピンオフに反映されているという。「シリーズ・フィナーレで(ダリルが)少し微笑んだ場面がありますが、そのトーンがスピンオフに少し反映されるような感じです。そして『ウォーキング・デッド』のように、恐ろしいほど悪い方向に進んでいきます」。

部分的に共通点があるとはいえ、同シリーズは本家と一線を画す作品になりそうだ。以前にもリーダスは「ウォーキング・デッド」とは「違う雰囲気になる」と予告していたが、米Comicbook.comのインタビューにて、改めてスピンオフと本家との違いを強調している。

「壮大なスケールです。トーンも撮影も別物ですし、照明も異なります。城の中にいるし、ストーリーも宗教的な雰囲気がある。ダリルがフランス語を話す大勢の人々に囲まれ、“これは戦いになるのか?”と考えている場面もあります。」

本作にはリーダスのほか、『TENET テネット』(2020)のクレマンス・ポエジーと『ガンパウダー・ミルクシェイク』(2021)のアダム・ナガイティスが出演。ショーランナーは、「ER 緊急救命室」(1994-2009)のデヴィッド・ザベルが務める。撮影は2022年10月にフランスで開始され、公開は2023年の予定だ。

Sources: AMC, Comicbook.com

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。