「ウォーキング・デッド」映画版、3部作をテレビ放送へ ― リック役アンドリュー・リンカーン、全作品に登場

人気ドラマ「ウォーキング・デッド」(2010-)の映画版について続報が入ってきた。
映画版『ウォーキング・デッド』(タイトル未定)には、シーズン9で同シリーズを卒業するアンドリュー・リンカーンが引き続きリック・グリムス役で出演。シリーズの製作・放送を務める米AMC局が企画・製作を担当する。
このたび米The Hollywood Reporterが伝えた情報によると、リックが主人公となる映画版『ウォーキング・デッド』は3部作として構想されており、高予算、長編のテレビ映画として製作されるとのこと。これまでの情報では、映画版のシリーズが劇場公開されるのか、それともテレビなどのプラットフォームで放送・配信されるものかは不明だった。米AMC Studiosが製作を担当し、ドラマシリーズと同じくAMCにて放送されるとみられる。その後、配信などでの展開も十分に考えられるだろう。
今回の情報によると、映画版『ウォーキング・デッド』は、シーズン9のリックが最後に登場するエピソードから数年後を描く作品になるとのこと。3部作はそれぞれ単独のストーリーとして完結するもので、そのすべてがリックを描く内容になるという。
脚本を執筆するのは、シリーズのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるスコット・M・ギンプル氏。現在は第1作の執筆中で、「リックとはどういう人物なのか、リックはどうなっていくのか、自分の置かれた状況にどう対処するのかを描きます」と意欲を語っている。
また「ウォーキング・デッド」ファンならば気になるのは、シリーズの主要人物であるダリル(ノーマン・リーダス)やミショーン(ダナイ・グリラ)らが映画版に登場するかどうかだろう。これについて、The Hollywood Reporterでは「可能性はある」とだけ伝えられており、具体的な情報はない。
映画版『ウォーキング・デッド』の映画版は「ウォーキング・デッド」や「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」(2015-)に加えて、さらに拡大するユニバース構想の第一弾。放送日や撮影時期は未定だが、ギンプル氏いわく、第1作は「そう遠くない」日の発表を目指しているとのこと。ちなみに製作は2019年開始と伝えられている。
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