「ウォーキング・デッド」リック役アンドリュー・リンカーンは「復帰したくてたまらない」 ─ 映画版脚本家が証言

長きにわたって「ウォーキング・デッド」の顔となってきたリック・グライムズ役のアンドリュー・リンカーンが、シーズン9をもってシリーズを去ってから2年になろうとしている(本記事時点)。そんな2020年の夏、リンカーンはリック役の再演に強い意欲を示しているという。シリーズのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるスコット・M・ギンプルが米ComicBook.comにて明かした。
リックの再登場作として予定されているのは、テレビドラマという枠組みを打ち破って製作される映画版『ウォーキング・デッド(仮題)』。リックの“その後”を描く3部作で、第1作はシーズン9の数年後が舞台となる。脚本を手がけるギンプルは、執筆作業の現状について「磨き上げ、ひねって、実験しているところ。研究の真っ最中です」と語った。
その“研究”には、リック役のリンカーンも「深く関わっている」とのこと。ギンプルいわく、「彼は僕たちめがけてボールをどんどん投げ込んでくる感じ。この作品にすごく興味を持ってくれているんです。言えることは、彼は復帰したくてたまらないってこと。僕らと一緒です」。シリーズを去ったのち、「ウォーキング・デッド」についてさほど頻繁に言及していないリンカーンだが、その内心をスタッフはよく知っているということか。
映画版『ウォーキング・デッド(仮題)』については、先日、原作・製作総指揮のロバート・カークマンが「水面下ではいろんなことが動いている」と明かしたばかり。コロナ禍が落ち着くころ、新たな情報が多数届けられることになるという。しかし、一方のギンプルは「今すぐ準備が整ったとして、いつ(撮影を)始められるかはわからない」ともコメント。「とにかく今は研究中で、まだあれこれ遊んでいるところですから」。
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Source: ComicBook.com