巨大竜巻スリラー『ツイスター』リブート企画に進展、『ザリガニの鳴くところ』主演俳優が契約交渉中

災害スリラーの大ヒット作『ツイスター』(1996)をリブートする映画『ツイスターズ(原題:Twisters)』に、『ザリガニの鳴くところ』(2022)のデイジー・エドガー=ジョーンズが出演交渉中であることがわかった。米The Hollywood Reporterなどが報じている。
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オリジナル版『ツイスター』は、ビル・パクストンとヘレン・ハント演じる離婚寸前のストーム・チェイサー(竜巻を追跡・観測する研究者)の夫婦が、新たな予報システムを開発して巨大竜巻“ツイスター”に立ち向かう物語。全世界興行収入4億9,400万ドルを記録したほか、革新的な特殊効果が絶賛されてアカデミー賞視覚効果賞候補となった。監督は『スピード』シリーズのヤン・デ・ボン監督、製作総指揮はスティーブン・スピルバーグが務めた。
リブート版となる『ツイスターズ』は、オリジナル版の続編ではなく“新章”と表現されており、前作のキャラクターが再登場する計画もないとのこと。ストーリーは謎に包まれているが、報道によると、デイジーが演じるのは巨大竜巻との遭遇から生還した元ストーム・チェイサー役。今は現場に出ず、事務仕事に就いているが、再び巨大竜巻との対峙を余儀なくされることになる。
監督は『ミナリ』(2020)でアカデミー賞の監督賞・脚本賞候補となったリー・アイザック・チョン。脚本は『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)のマーク・L・スミス、製作は『インディ・ジョーンズ』『ジュラシック・パーク』シリーズのフランク・マーシャルが務める。ユニバーサル・ピクチャーズとアンブリン・エンターテインメントのほか、ワーナー・ブラザースも出資元として関与する予定だ。
なお出演報道の直後、デイジーはInstagramのストーリーに『ツイスター』の名場面である“牛が飛ぶ”シーンの画像を投稿。両目の絵文字を添えて、『ツイスターズ』への参加を暗に認めてみせた。

ベストセラー小説『ザリガニの鳴くところ』の映画版で主演を務めたデイジーは、セバスチャン・スタン共演のスリラー映画『フレッシュ』(2022)や、高い評価を受けたテレビシリーズ「ふつうの人々」(2020)に出演。アンドリュー・ガーフィールド主演の犯罪ドラマ「アンダー・ザ・ヘブン 信仰の真実」(2022)の演技も絶賛を受けるなど、話題作に連続して参加している。
映画『ツイスターズ(原題:Twisters)』は2024年7月19日に米国公開予定。
Source: The Hollywood Reporter