Menu
(0)

Search

U2の伝記ドラマ、Netflixで企画進行中 ─ 『ボヘミアン・ラプソディ』脚本家が就任、製作はJ・J・エイブラムス

U2
Photo by U2start https://www.flickr.com/photos/u2start/49057103967/ Remixed by THE RIVER

世界的人気を誇るロックバンド、U2を描くドラマシリーズ(タイトル未定)がNetflixにて企画されていることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

U2は1976年にアイルランド・ダブリンで結成され、1980年にデビュー。結成以来46年間、オリジナルメンバーのボノ、ジ・エッジ、アダム・クレイトン、ラリー・マレン・Jr.の4名で活動を続けており、現在までに14枚のスタジオ・アルバムをリリースしている。全世界でのセールスは1億7000万ドル以上、グラミー賞ではロックバンド史上最多の22回受賞を記録し、2005年には“ロックの殿堂”入りも果たした。

本作は企画の初期段階にあり、製作にはJ・J・エイブラムスと、J・Jの製作会社バッド・ロボット・プロダクションズが参加。脚本は『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)でクイーンとフレディ・マーキュリーを描いたアンソニー・マクカーテンが執筆する。ストーリーは謎に包まれているが、アンソニーの起用から、バンドの歴史に焦点を当てたものになる見込みが高そうだ。なお、U2も今後企画に関与するとみられる(現時点で関与の有無は不明)。

伝記映画の名手であるマクカーテンは、『博士と彼女のセオリー』(2014)でスティーヴン・ホーキングを描いたのち、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017)と『ボヘミアン・ラプソディ』を経て、『2人のローマ教皇』(2019)を執筆。数々の映画賞にて受賞・ノミネートされている。近作はホイットニー・ヒューストンの伝記映画『I Wanna Dance with Somebody(原題)』で、2022年12月に米国公開予定だ。

なおU2のフロントマンであるボノは、アニメーション映画『SING/シング:ネクストステージ』でライオンのロックスター、クレイ・キャロウェイ役の声優を務めている。

あわせて読みたい

Source: The Hollywood Reporter

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly