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なぞの「UFO映画」、ジョン・ウィリアムズがスピルバーグ監督の新作で再タッグ決定

John Williams TashTish at English Wikipedia, CC BY 3.0 , via Wikimedia Commons | Steven Spielberg Martin Kraft, CC BY-SA 4.0 , via Wikimedia Commons

『スター・ウォーズ』『ジュラシック・パーク』『ジョーズ』『ハリー・ポッター』シリーズなど、数々の名作映画音楽を手がけてきた巨匠ジョン・ウィリアムズが、スティーブン・スピルバーグ監督によるUFOを描く新作映画(タイトル未定)で音楽を担当することがわかった。これでウィリアムズとスピルバーグのタッグは通算30作目となる。米Varietyが報じた。

今回の情報は、ジュリアード音楽院で開催されたイベント「John Williams – A Composer’s Life: A Night of Stories and Music」で明かされたもの。ダミアン・ウッツェル学長が「ジョン・ウィリアムズは現在ロサンゼルスで創作活動中」として、「スティーブン・スピルバーグと次回作に取り組んでいます。これは喜ばしい知らせです」と語ったという。ユニバーサル側は現時点でコメントを控えている。

ウィリアムズとスピルバーグの協業は『続・激突!/カージャック』(1974)に始まり、『ジョーズ』(1975)、『未知との遭遇』(1977)、『E.T.』(1982)、『ジュラシック・パーク』シリーズ、『シンドラーのリスト』(1993)、『A.I.』(2001)、『宇宙戦争』(2005)、『フェイブルマンズ』(2022)など、50年以上にわたり映画史を彩ってきた。ウィリアムズは『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)の後に引退を示唆していたが、のちに撤回。自らが「大いに興味を持ち、スケジュール的にも可能な作品」があれば再び手がける意向を示していた。

スピルバーグの新作は、タイトルやあらすじは明かされていないものの、2024年4月に“UFO映画”だと伝えられ、その後ユニバーサルが「新作オリジナル・イベントムービー」として発表している。出演者には、ジョシュ・オコナー、エミリー・ブラント、コールマン・ドミンゴ、コリン・ファース、イヴ・ヒューソンが名を連ねる。そのほか、本企画について明らかになっていることは少なく、謎の新作として注目を集めている。

脚本は『ジュラシック・パーク』2作品や『宇宙戦争』(2005)などでタッグを組んだデヴィッド・コープ。原案はスピルバーグ自身が担当した。プロデューサーは『A.I.』(2001)以来のスピルバーグ作品を手がけてきたクリスティ・マコスコ・クリーガーが務める。

Source:Variety

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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