ウルトロン、「ワンダヴィジョン」スピンオフドラマに再登場へ ─ ヴィジョンと因縁の再会か

マーベル・シネマティック・ユニバース「ワンダヴィジョン」に登場したヴィジョンを描く新たなスピンオフドラマシリーズに、映画『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)のウルトロンが再登場することがわかった。ジェームズ・スペイダーが再演する。米Vairetyなどが伝えた。
ウルトロンは、もともとトニ・スタークが平和維持のために設計した「ウルトロン計画」の人工知能だったが、自我に目覚めてしまい、人類こそが地球の敵であると判断して暴走を起こす。この対抗のため、人工知能J.A.R.V.I.S.に人工生体ボディを組み合わせて誕生したのがヴィジョンだ。
『エイジ・オブ・ウルトロン』ではアベンジャーズがウルトロン軍団との死闘を繰り広げると、ウルトロンの最後の一体をヴィジョンが破壊して辛くも勝利を収める。人類を廃し、完全な社会を実現しようとするウルトロンに対し、人間の欠陥も受け入れ、命は有限であるからこそ価値があると考えるヴィジョンは、最後までわかりあうことなく決着を迎える。
その後ビジョンは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でサノスによって破壊されるが、ドラマ「ワンダヴィジョン」では新たな創造体として登場。現存する個体は、ドラマの終盤に登場したホワイトヴィジョンで、現在は行方不明となっている。
全滅したはずのウルトロンがどのように再登場するのかは不明だ。もしかすると破壊を免れた個体があったのか、あるいは別のボディが製造されるのか。ヴィジョンと再会すれば、再びの因縁が描かれることになりそうだ。
タイトル未定のヴィジョンの単独ドラマには、ヴィジョン役のポール・ベタニーが復帰し、ショーランナーには「スタートレック:ピカード」(2020-2023)テリー・マタラスが就任している。2026年にディズニープラスで配信予定。
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Source:Vairety