【ネタバレ】『アンチャーテッド』オマケ映像解説 ─ あの人物の正体とは?

この記事には、『アンチャーテッド』のネタバレが含まれています。
サムの生存説

『アンチャーテッド』にはエンディングにふたつのオマケ映像があり、どちらも続編を予感させる内容が描かれていた。ネイトとサリーのコンビが最初の冒険を終えた直後に流れるひとつ目の映像で
ところがこのオマケ映像により、サムが生存している可能性が浮上したのだ。このはがきを書いている人物の素顔こそ確認はできないが、“S”
またサムのはがきには、「誰も信用するな」
IndieWireのインタビューにてメガホンをとったルーベン・フライシャー監督は、「映画の最後で、サムが生きている可能性を残しておくことはとても重要でした」と説明している。その理由は、ゲームシリーズでサムは実際に生きた姿で登場するからだという。ゲームシリーズの完結作、『アンチャーテッド 海賊王と最
ローマンとは何者なのか

もうひとつのオマケ映像では、ネイトが眼帯をつけた謎の男と取引を行う姿が映し出されていく。その取引の内容とは、ネイトが常に肌に離さず身に着けている指輪と、ナチスの古い地図を交換するというもの。ところが、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)などのピルウ・アスベックが演じるこの取引相手が裏切り、その地図を渡さずに指輪だけを奪ったのだ。
ネイトは男の手下たちから囲まれてしまい、銃口まで向けられてしまう。この地図が示す情報について問い詰められるネイトだったが、そこにサリーが現れて危機的状況から抜け出す。状況は逆転し、ネイトは指輪と地図の両方を手に入れるのだった。ちなみに、ここでのサリーはゲームでおなじみの口髭を生やしており、ネイトにからかわれる姿も捉えられている。
眼帯男の正体は不明だが、“ローマン”の下で働く人物であることが判明している。ローマンとは、おそらくガブリエル・ローマンのことだろう。ゲーム『アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝』に登場する悪党で、裏社会で名を馳せている犯罪組織のボス。同作のヴィランのひとりであり、エル・ドラドという黄金の都に眠る秘宝を目当てに、ネイトとサリーと死闘を繰り広げていく。
続編が正式に決定しているわけではないが、ルーベン・フライシャー監督によれば、「ゴーサインが出た場合、すでに多くのアイデアがある」とのことだ。仮に製作されることになった場合、ローマンをメインヴィランとしたストーリーが描かれることになるのかもしれない。
映画『アンチャーテッド』は、2022年2月18日(金)より全国公開中。
Source: IndieWire