『シャザム!』監督がホラーゲーム『Until Dawn』を実写映画化 ─ 『アナベル 死霊人形の誕生』の脚本家と再タッグ

DC映画『シャザム!』シリーズ2作でメガホンを取ったデヴィッド・F・サンドバーグが、ホラーゲーム『Until Dawn -惨劇の山荘』を実写映画化するプロジェクトで監督に就任したことが明らかとなった。米The Hollywood Reporterが報じている。
2015年にリリースされ、Screen GemsとPlayStation Productionsが開発した『Until Dawn』は、人里離れた山の隠れ家に集まった8人の若者を描くインタラクティブ・ホラー・ビデオゲーム。謎の殺人鬼や食人のウェンディゴ(土着の精霊)などが現れる絶体絶命のシナリオが用意されており、8人は無事に夜を生き延びるために恐怖を克服して戦わなければならなくなる──。
映画版の概要は伏せられているが、Screen Gemsは「アンサンブルキャストを中心にした、ホラージャンルへ贈るR指定のラブレター」と称している。
脚本は、サンドバーグが監督を務めた『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)でペンを執り、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)など数多くのホラー映画を手がけたゲイリー・ドーベルマン。原案は『インビテーション』(2015)のブレア・バトラーだ。
サンドバーグは、『アナベル 死霊人形の誕生』のほかホラー映画『ライト/オフ』(2016)でも監督を務めており、久しぶりにホラー・ジャンルへ回帰することになる。また、『シャザム!』シリーズはビデオゲーム系への造詣も深かったことから、映画版『Until Dawn』はサンドバーグの本領発揮作となりそうだ。
2023年末にScreen Gemsとソニー・ピクチャーズとファーストルック契約を交わしたドーベルマンは、サンドバーグ監督とプロデューサーも兼任。『ライト/オフ』のロッタ・ロステン、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のロイ・リー、『アンチャーテッド』(2022)のアサド・キジルバシュ&カーター・スワンも名を連ねる。
ここ近年、PlayStation Productionsはビデオゲームの実写化に力を入れており、ドラマ版『THE LAST OF US』や映画版『グランツーリスモ』が誕生した。「ツイステッド・メタル」のドラマ版も待機中だ。
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Source:The Hollywood Reporter