Adobeが映画&テレビのクリエイターを支援 ─ 新ファンドで8億円超を拠出へ

映像・画像編集ソフトウェアを提供する米AdobeとAdobe Foundationが、映画とテレビドラマ業界に従事する映像クリエイターを支援する新ファンドを設立したことを発表した。同社が拠出する額は600万ドル(≒8億8,725万円、1ドル=147.88円換算)相当に及ぶという。
Adobeといえば、PhotoshopやPremiere Proといった編集ツールがアマチュアからプロまで幅広いクリエイターに愛用されている。米Varietyによると、今回の基金は「助成金や寄付金、奨学制度などを通じて、キャリアや養成の機会における不平等の解決に取り組むことを目指す」ものだという。また、同社は自社サービスのAdobe Creative Cloudの無償提供も行い、「業界における多様性を追跡し、世界中にいる何千人ものクリエイターのキャリアを直接的に加速させる」こと目標とする。
Adobe社のマーケティング部門を統括し、Adobe Foundation理事も務めるステイシー・マーティネット氏は声明の中で、「カメラの前と後ろの両方で多様性を確保することこそ、テレビや映画を通してより多様的かつ包括的なストーリーテリングを解き放つための鍵です」とコメント。「日の目を見ないクリエイターたちに対して新たな機会を与えることにより、クリエイティブ業界におけるリーダーシップを発揮していきます」と述べた。
今回立ち上げられた基金を通じてAdobeとAdobe Foundationは、Easterseals、Gold House、Latinx House、Sundance Instituteといったグローバルに展開する組織とのパートナーシップを組む。助成金については、これらの組織がフィルムメーカーたちを直接サポートできるよう、短編映画や長編映画の資金として使用されることも可能だという。
奨学制度の第一弾も決定済み。Adobeは、米ニューヨークに拠点を置く人種差別の撲滅を啓発する団体「全米黒人地位向上協会(NAACP)」に、14週間に及ぶ教育・養成プログラムを提供する。2024年1月18日より募集をスタートし、4人の奨学生が5月に始まるプログラムに参加することができるという。
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Source: Variety





























