『ローグ・ワン』で最恐のダース・ベイダーを演じた俳優、「未だに夢じゃないかと頬をつねる」
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』では、全世界のファンが待望した「威厳に溢れた恐怖のダース・ベイダー」がスクリーンに蘇ることとなった。ネタバレになってしまうため詳しくは説明できないが、圧倒的存在感を見せつけるベイダー卿を前に、我々観客はただただ震えるのみであった。
『ローグ・ワン』のダース・ベイダーは、過去作同様に二人がかりで演じられている。声優は『エピソード4/新たなる希望』から『エピソード6/ジェダイの帰還』のクラシック三部作はもちろん、『エピソード3/シスの復讐』でもノンクレジットでベイダー卿のバリトンを呼吸器越しに響かせた、ジェームズ・アール・ジョーンズ。そしてスーツアクターとしてその肉体に史上最もアイコニックな悪役を宿したのは、イギリス出身の俳優、スペンサー・ワイルディングだ。肩幅イカツい。

スター・ウォーズ・シリーズのみならず、SF映画そのものを象徴するほどの影響力を持つダース・ベイダーという役を演じるというのは、果たしてどのような心境だったのだろうか。ワイルティングは、最新のインタビューでその名誉について語った。
「このキャラクターは凄まじい影響力を持っています。信じられないくらいに。
私はスター・ウォーズにおける、ひとつの小さな要素に過ぎません。スター・ウォーズとはとんでもなく巨大なプロダクションであり、この映画には数多くの魔法がかけられています。とにかく最高です。」
ある意味、SF映画の原点にして最高到達点とも言えるスター・ウォーズ。この作品に参加できるというだけでも冥利に尽きることであろうが、ことベイダー役となると求められるハードルも非常に高い。ワイルディングは、最恐のシス卿を演じるべく万全の準備を整えたようだ。
「ダース・ベイダーの動きを研究しました。トレーナーを付けてもらって、誰もが”ダース・ベイダーだ!”と感じるように努めました。すべての役者の夢ですからね、未だに(夢ではないかと)頬をつねっていますよ!」

圧巻のベイダー卿を大スクリーンで蘇らせた『ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー』。制作中は様々なトラブルもあったが、「途中で息絶える」ことがなくて本当に良かった。
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Source:http://comicbook.com/starwars/2017/01/02/rogue-ones-darth-vader-actor-talks-about-taking-on-the-dark-lord/
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