リュック・ベッソン来日『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』50年越しの夢と憧れ、インスピレーション凝縮の特別映像が公開に

『レオン』(1994)『フィフス・エレメント』(1997)など、数々の名作を世に送り出してきた巨匠リュック・ベッソン監督の新作SF映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』が2018年3月30日(金)より公開される。

この度、ベッソン監督が少年時代から約50年間憧れ続けたという本作への思いや、CG技術の進歩によって遂に実現した圧巻の映像美について語った特別映像が公開された。


夢叶い、ついに映画化へ

「一番の驚きはストーリーだった」と、本作の原作コミック「ヴァレリアン」に出会った時の衝撃を振り返るベッソン監督。

「ヴァレリアン」は、28世紀の宇宙を舞台に、連邦捜査官ヴァレリアンとその相棒ローレニーヌの活躍を描く物語。出版されたのは映画『スター・ウォーズ』(1977)が世界中で爆発的なブームを巻き起こす5年ほど前。登場する宇宙船やエイリアンなどは『スター・ウォーズ』をはじめ数々のSF映画に影響を与えているという説もあり、「ヴァレリアン」はまさにSF作品の金字塔と言えるのだ。

摩天楼のように街が広がるエリアや、データや金融が集約された基盤だらけのエリア、巨大な水生生物が住む海のエリアなどから構成される宇宙ステーション“アルファ”や、惑星ミュールなど、様々なロケーションにて物語が展開される。そんな広大な宇宙でヴァレリアンたちが未知の冒険を繰り広げるというかつてないストーリーに、当時10歳だったベッソン監督は胸を躍らせたのだという。

ヴァレリアン 千の惑星の救世主

© 2017 VALERIAN S.A.S. – TF1 FILMS PRODUCTION

ヴァレリアン 千の惑星の救世主

© 2017 VALERIAN S.A.S. – TF1 FILMS PRODUCTION

大人になったベッソン監督が「ヴァレリアン」の映画化を具体的に考え始めたのは、カルト的人気を誇るSF映画『フィフス・エレメント』(1997)製作時。しかし当時はまだ現代のようなCG技術が確立されておらず、映画化は断念せざるを得なかった。

その後、『アバター』(2009)で技術が大きく進歩し、「ヴァレリアン」映画化プロジェクトが始動する。しかし映画化が動き出してからの道のりも、決して平坦ではなかった。撮影の3年前から原作者に協力してもらい、1年前から絵コンテを書き始めた。ベッソン監督は「準備には本当に苦労した。撮影の方が楽だったよ」と当時を振り返っている。

『ヴァレリアン』では、その広大な宇宙が圧倒的な映像美で描き出されている。『フィフス・エレメント』で用いた視覚効果は188ショットだったが、今作ではその14倍以上となる2,734ショットの視覚効果を用いて驚異的な映像を作り上げた。広大な砂漠地帯が広がる惑星キリアンや、雑踏にいるエイリアンの1体1体まで細かくデザインされており、実際に彼らがそこいるかのようなリアリティを持っている。

「僕の長年の夢がついに現実になった。全力で映画化に取り組んだよ。心ゆくまで楽しんでほしい」と語るベッソン監督。監督が子供の頃に胸躍らせた世界を、最新のVFX技術と情熱で映画化した『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』にぜひ注目したい。

 

ヴァレリアン 千の惑星の救世主

© 2017 VALERIAN S.A.S. – TF1 FILMS PRODUCTION

西暦2740年。宇宙を守る任務を帯びたエージェントのヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)。二人が向かったのは、長い年月を経て拡張を続け、あらゆる生命が共存する宇宙ステーション・アルファ、別名“千の惑星の都市”。しかし、その深部には謎の放射線反応が見られ、3,000を超える種族が死滅の危機にあったのだ。「10時間以内に原因を究明せよ」という極秘ミッションを託された2人の前に突如現れたのは、30年前に消滅したはずの惑星の住人たち。彼らの思惑とは一体…? 果たしてヴァレリアンとローレリーヌは“千の惑星の都市”の危機を救うことができるのか?

“超体感型ギャラクシー・アドベンチャー”と銘打たれた映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』は、2018年3月30日(金)より全国ロードショー。なおベッソン監督は2018年3月に来日予定とのこと。

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