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ヴェネツィア国際映画祭、予定通り9月開催の方針 ─ 州知事兼主催者幹部が明かす

ヴェネツィア国際映画祭
Photo by Gianni Torre https://www.flickr.com/photos/124507345@N05/36586985330

2020年(第77回)ヴェネツィア国際映画祭が予定通り9月に開催される方針であることがわかった。イタリアのヴェネト州知事兼、同映画祭を主催するヴェネツィア・ビエンナーレのディレクターの一員である、ルカ・ザイア氏が語っている。

新型コロナウイルスの影響を受けて、カンヌをはじめ様々な映画祭が延期どころか中止さえ危ぶまれている中、同じく感染状況が深刻とされていたヴェネツィアもまた決して例外ではなかった。ところが、ザイア氏は当初計画されていた2020年9月2日〜12日の日程での開催に積極的な姿勢を示している。映画祭側からの公式発表はなされていないため、続報の到着が待たれるところだ。

現在の状況を踏まえて、世界中で製作作業が一時中断していることから例年よりも出品数は少なくなるだろうとのことだが、ラインナップは通常通り7月下旬に発表される見込み。ちなみに、カンヌ国際映画祭は従来通りの開催を既に断念しており、同年秋に開催される各国の映画祭に参加し、カンヌがホストを務める形で作品の上映を計画している。従って、9月開催のヴェネツィアに参加する可能性も高いとみられる。

なお、現地時間の5月16日、イタリア政府は6月15日から全面的に映画館の営業再開を許可すると発表。当然、ソーシャルディスタンスの厳守やオンライン予約など様々な安全対策を設けながらの営業にはなるものの、映画祭開催への一歩に繋がったことは確かだろう。また、イタリアではビーチやスポーツジム、プールなども次々と再開されていく予定だ。

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Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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