『ヴェノム』続編、カーネイジの能力とは ─ ヴェノムとの違いを監督が説明「宿主に反映される」

2018年公開のマーベル映画『ヴェノム』の続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』にメインヴィランとして登場するカーネイジ。予告編でその姿が初公開されるや、ヴェノム以上に強烈なインパクトを与えた。このたび、監督を務めるアンディ・サーキスが、カーネイジの秘めた能力について説明している。
カーネイジは、ウディ・ハレルソン演じる連続殺人鬼クレタスに寄生。ヴェノム同様、地球外の寄生生物シンビオートであるカーネイジは、クレタスを宿主に定め大暴れする。原作コミックでは「もうひとりのヴェノム」と呼ばれているだけあり、容姿は色味さえ違えどヴェノムそっくりだ。
予告編を見る限り、凶暴具合はヴェノム超えの感さえあるカーネイジ。本編ではどのようなパワーを見せつけるのだろうか。米IGNのインタビューに応じたサーキス監督は、本作では「ヴェノムとカーネイジの違いが反映されている」ことを踏まえながら、カーネイジの能力を以下に明かしている。
「彼は霧に姿を変えることができますし、あらゆる形のツルにもなれる。形態を変えて、武器にすることができる。そうしたいろんな全てのことを彼はできるんです。全シンビオートは宿主の人間に反映されます。つまり、カーネイジの闇や遊び心、ウィット、奇妙さ(はクレタスから来ている)。クレタスは本当に頭が良いんです。真のユーモアセンスも持ち合わせている。そうした繋がりを、シンビオートにも反映させたかったんです。」
つまりは、続編で見られるヴェノムとカーネイジの違いは、エディ(トム・ハーディ)とクレタスとの違いと言い換えることもできそうだ。強い正義感を持つ敏腕記者であったエディに対して、クレタスは幼少期に肉親を殺害したサイコパスな連続殺人犯。シンビオートの力は宿主の感情や衝動が一致するとさらに際立つという特性を持っているため、遥かに邪悪な闇を抱えるクレタスに寄生するカーネイジの方が強さでは上回っていそうだが…。
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』 は2021年全国ロードショー。
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Source: IGN